年金の不安があり、投資信託について相談したい

女性30代 るか子さん 30代/女性 解決済み

令和時代になり、現在30代の私が年金を貰える年齢になったとしても年金制度はどうなっているかわからないこのご時世なので、投資信託について相談したいです。
社会保障への不安、さらには変化する社会情勢などから投資信託を考えております。
最近では『自分の資産は自分で管理しよう、しなければならない時代がきた!』という声をよく耳にします。
しかし資産運用の手法や方法論がちんぷんかんぷんですし、資産運用に関する専門的な知識を身につけることは容易ではないため、ファイナンシャルプランナーさんに相談して、まずは手を出しやすい投資信託をはじめたいと考えております。
ファイナンシャルプランナーさんは総合的なアドバイスが得意と伺ったので、金融や税制、年金制度など総合的に考えたオススメの投資信託をお聞きしたいです。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
40代前半    男性

全国

2021/06/21

ご質問の件について、将来の老後資金を投資信託への投資によって準備したいのであれば、まずもって「iDeCo(個人型確定拠出年金)」を活用した資産運用を始めてみてはいかがでしょうか?

質問内容から質問者様の職業を把握することはできませんが、iDeCoは、将来の老後資金をご自身が行う資産運用によって準備するための制度にあたり、税制上の特典が受けられる特徴があります。

最もわかりやすい特典として、その年の1月1日から12月31日までの1年間で拠出したiDeCoの掛金は、全額所得控除の対象になるため、納めるべき所得税および住民税を毎年減らすことができる効果を得られます。

つまり、老後資金を準備しながら、負担する税金を減らせることを意味します。

上記の特典に加え、iDeCoを活用して投資信託で資産運用をした結果、運用益が生じた場合、その運用益に対して税金がかからない特典も得られます。(本来は、運用益に対して20.315%の税金がかかるものの、この税金を納める必要はない)

これら2つの特典のほかにも、まだ税制上の特典があり、老後資金の準備を投資信託で行っていきたいのであれば、iDeCoを優先して活用してみることが質問者様のニーズに沿っているのではないかと感じています。

なお、iDeCoを始めるには、証券会社や銀行などの金融機関を通じてiDeCoを始めるための手続きを行う必要があります。

また、職業などによって拠出できる金額に限度額が設けられているため、これらの詳細につきましては、以下、iDeCo公式サイトからご確認いただくか、FPへ一度相談されて詳細をお聞きになるのがよろしいかと思います。

参考:iDeCo公式サイト iDeCoをはじめよう
https://www.ideco-koushiki.jp/start/

ちなみに、本質問に回答をしている令和3年6月現在において、iDeCoで積立運用したお金は、原則として60歳になるまで引き出すことができません。

これは、iDeCoのデメリットとしてあげられる特徴ではあるものの、回答者個人としては、老後資金を「強制的に貯められる(準備できる)」特徴であると思っており、メリット・デメリットの捉え方は人それぞれだと思います。

質問者様は、上記特徴について、どのように感じているのかわかりませんが、総合的に考慮してメリットが大きいと判断した場合、iDeCoを活用した投資信託での資産運用で老後資金準備を始めてみることをおすすめします。

最後に、質問者様は質問時現在において30代ということで、60歳になるまでに20年以上の長い期間があることを踏まえますと、最初は、元本確保型と呼ばれる預金や保険を活用した資産運用をするのではなく、元本変動型と呼ばれる投資信託に多く投資されることを強くおすすめします。

この理由は、iDeCoのような長期の積立投資において、長い時間をかけて大きなお金に変えるためには、最初の内に投資信託で資産運用をすることによって、その期待値が高くなるからです。

逆を言えば、当初から元本確保型の金融商品を選んで運用をしてしまいますと、大きく資産形成をするための時間とチャンスを逃してしまうことにつながり、機会損失を被ると言っても過言ではありません。

より多くの老後資金を賢く効率よく得たいのであれば、この部分をしっかりと守っていただくだけで、その期待効果に大きな差が生じることになるものと思います。

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