30年後の未来が明るくなる資産運用について教えてください

男性30代 コバさん 30代/男性 解決済み

私は現在32歳の会社員です。
4人家族で暮らしており、住宅ローンがあります。現在つみたてnisaを夫婦で満額、ジュニアnisaをできる限りつみたてしています。できるだけ、将来楽に楽しく暮らしたいと考えており、節約するところはとことん節約しております。これから子供にもお金がかかるようになり、給料も大きく上がらない中で、どのような資産運用が賢明なのか知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代前半    男性

全国

2021/08/10

資産運用とは、お手持ちのお金を金融商品などに投資して、賢明にお金を増やしていくことを言います。

また、投資とは、そもそも明るい未来を実現するために行うものであり、選挙と同じように社会参画の一手段でもあります。

私たちの身の回りのさまざまなモノやサービスは、過去の誰かの投資によって生み出されています。

その主体は、企業活動です。

ですから、まさに30年後の未来を想像し、子どもや孫の世代に残したい、これからも世の中になくてはならないと考える企業に対して、ご自身の意思を込めてお金を投じることが大切です。

そうして手放したお金が世の中をぐるぐると回り、社会がより明るく、より豊かになるからこそ、結果として自分も豊かになっていくのです。

資産運用は、お金の奪い合いではありません。

世の中が豊かになるからこそ自分も豊かになっていくという当たり前の順序を、どうか忘れないでください。

ご相談者さまは、つみたてNISAをご夫婦で満額、ジュニアNISAもできる限りなさっているとのことですね。

決してこれらの制度の活用を否定するわけではありませんが、節約するところはとことん節約していらっしゃることからも、もしかすると「インデックスファンド」を中心に、単にコストの安い商品を選ぶことだけにこだわり過ぎておられないかどうかが気がかりです。

もちろん、「投資信託(ファンド)」の積み立て投資自体は、着実な資産形成を実現する上では非常に有用であると考えます。

しかし、安易なインデックス運用で良い企業にもおかしな企業にも十把ひとからげで投資してしまわれているとしたら、その資産運用は賢明であるとは言えません。

もしかすると、従業員を劣悪な環境で働かせて多額の利益を得ている企業がたくさん含まれているかもしれません。

そのような企業にお金を投じることが、果たして賢明だといえるでしょうか。

本当に、腹の底から納得してファンドを選ばれているかどうか、振り返ってみてください。

本業で社会課題を解決する、これからも世の中になくてはならないと考える企業を丹念にリサーチして選定するファンドを選ぶことが大切で、そのファンドがたまたま制度の対象商品になっていれば、必要に応じて制度を活用すればよいだけのことです。

ご自身の想いをを込めて、長期運用に資する本格的なファンドを選んで投資することこそ、30年後の未来が明るくなる、賢明な資産運用であると言えるでしょう。

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