人並みの生活をする上で最低限必要な金額

男性30代 みずなしさん 30代/男性 解決済み

過去に2,000万円問題等がマスコミにより取り上げられ、自身の終活について具体的に何かをするというところまでは、いきませんが少し意識するようになりました。
お金に関する雑誌などを読むと、2,000万円不足するというような人は一定レベル以上の人がそれなりに贅沢な暮らしをするために必要な金額で、マスコミが一部だけを取り上げたため、全員それだけ必要という訳ではないことは分かりましたが。年金のみだけでは、現在の支払いにおける大部分に当たる、家賃・保険料が無くなったとしても生活はかなり苦しいと思っています。
本当に必要最低限生きていくためには大体いくらぐらい追加で貯蓄しておく必要があるのでしょうか。
大体毎月生活費に12,3万円程度使用できれば病気とかがなければ問題無いとは思いますが、老後に増えてくる支払いが医療費以外あまり思いつかないのですが、どういったものがあるのでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 お金の貯め方全般
40代前半    男性

全国

2021/06/18

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず確かに先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、むしろ一般的には倍の4000万円程度が必要です。ただし、やはり個人差は大きく全員には当てはまりません。ちなみに老後資金の基本的な考え方は、「生活費-年金額×無職期間」です。つまり生活費と年金額との差額を、定年後の無職期間分が必要と考えます。一般的な会社員の平均年金額は、今のところ月14万円ほどです。年金の範囲で生活できそうな生活水準なら、それだけ老後も安心しやすいといえます。まずは老後資金の基本について、しっかり知っておきましょう。

続けて、お伝えします。老後に増えてくる支払いは、医療費のほか「介護費用」が基本です。未婚なら老後は独居老人ですから、尚更といえます。介護費用の目安は、1人500~1000万円程度です。また肝心の年金額が減る可能性もあります。今は人生100年生きてもおかしくなく、60歳定年のあと40年ほどもあるため、年金の範囲で生活できなくなったら大ごとです。このため、今はたとえ年金の範囲で生活できそうな見通しでも、できれば2000万円程度は準備しておくことをおすすめします。ちなみに2000万円なら、仮に60歳まで25年ほど準備時間があるとすれば一年あたり80万円、月7万円程度です。お金はあっても困りませんから、ひとまず備えは心がけておきましょう。

少し補足させて頂きます。上記の老後資金は、「資産運用」で備えるのも一つの手です。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用を狙えば一年あたり約42万円、月4万円ほどで25年後に2000万円を準備できる計算になります。一方、もし老後資金が足りない場合は定年後も働くことになりますが、働けば良いとは言えません。定年後は働き口が見つからないことも多く、再雇用などで見つかっても年収は激減、しかも65~70歳程度までしか働けないのが基本です。そもそも今は定年まで働き続けられるかも分からない時代といえます。老後の手前で貯金が必要になる可能性もありますから、そういう意味でも老後を含めた未来のために、なるべく貯金に励んでおきましょう。

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