住民税が高いです。

男性40代 こうさん 40代/男性 解決済み

税金の中でも特に払う事に抵抗があるのが住民税です。他の税金はなんとなく払う理由があるような気がするのですが、住民税は払い理由が分からないです。また、住民税は住んでいる場所でも違いがあるのでその点でもなんでこういう事になるのかという疑問が湧いてきあす。もし収入に応じて負担額に変化があるなら住んでいる場所に関係なく一律であるべきだと思うのですが、そうはなってないようなのでおかしいと思います。その時点でもかなり不公平感があるように思います。そこらへんの話をもう少し詳しく知りたいので住民税が多むなってしまう地域があるのはどういう理由があるか教えて欲しいです。他の税金も疑問がありますが住民税が一番分からないです。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/06/27

ご質問の件について、そもそも住民税を納めなければならない理由は、様々な行政サービスにかかる必要な費用(必要経費)を、そこの地域に住んでいる住民に広く分担して負担してもらう仕組みが構築されているからです。

ちなみに、質問者様のように「住民税は住んでいる場所でも違いがあるのでその点でもなんでこういう事になるのか」といった質問が多く寄せられるのですが、まずもって押さえておくべきことがあります。

それは、基本的に「住民税の税率は一律10%」となっており、地域によって異なるのは均等割りと呼ばれる部分です。

しかも、均等割りが地域によって異なるとしても、その金額の差は数百円から数千円程度がほとんどであり、はっきりと申し上げて、不公平を感じたり、生活に支障が出るほどのものではございません。

そのため、質問者様がお住いの市区町村のWEBサイトから住民税の均等割りを調べてみていただき、年間5800円前後で推移していることをご確認いただけますと、ごく普通であることをご理解いただけることでしょう。

なお、住民税は、税金計算の仕組上、所得税の節税対策を行うことによって、結果として住民税の節税対策にもつながります。

したがいまして、住民税の納付や納付金額について納得がいかない(減らしたい)のであれば、ご自身が今からできる所得税および住民税の節税対策が何かないかどうかをご確認ください。

最後に、節税対策を行う上で極めて重要なことは、相談者様が置かれている現況や過去の状況を知ることです。

これを知ることができなければ、税金計算の仕組上、お金をかけずにできる節税対策を提供したり、これから節税効果が多く得られる情報を提供することはまずもって不可能です。

長い期間に渡って効果を得られる可能性が高い節税対策であるからこそ、早い内から対策を行い、わからない場合は、専門家を通じて教えてもらうことが、結果としてお金の面で得策になると言えるでしょう。

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