年金だけで老後の生活は大丈夫か?

男性70代 きんちゃんさん 70代/男性 解決済み

私は、40年余り教員生活を送り、65歳で定年退職をしました。その後、5年間、塾の講師をしましたが、昨年、新型コロナ蔓延騒ぎにより、その仕事も無くなりました。教員現役の時は、旅行、外食、更に、車を3年毎に買い替えるような贅沢三昧な生活を送っていました。また、教員生活が20年過ぎた頃に家を新築しました。その資金は銀行から住宅ローンを借り入れ、その返済に追われることにもなりました。そして、いよいよ退職を迎えました。退職を迎え、退職金がでましたが、そのお金は、住宅ローン完済のために使い、ほとんど残りませんでした。ということで、退職後の生活資金は年金のみです。その生活は、なかなか厳しいものです。旅行、外食など、満足できるような生活を送ることが出来なくなりました。毎日の衣食住で精一杯な生活です。今後、満足できるような生活を送る為にはどうしたらよいか教えていただきたいと思います。

3 名の専門家が回答しています

吉野 裕一 ヨシノ ユウイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

島根県 岡山県 広島県 山口県

2021/07/14

きんちゃん様、ご質問ありがとうございます

現役時代の生活水準を急に変えるのは大変な事だとは思いますが、結論から言うと収入が減少してしまっていますので、支出を見直す必要があると思います。

きんちゃん様は、高度成長期を過ごされて、老後の心配はないという時代を過ごされてこられたと思いますが、バブル崩壊後、日本は失われた20年や30年と言われ、経済成長がほぼありませんでした。

しかし、海外の国の成長はしていましたので、現在の様なグローバルな世界では、日本も国の成長がほぼなくても物価が上昇していきます。

さらに日本ではマクロ経済スライドという、物価上昇だけではなく、年金加入者や高齢化を鑑みた年金の支給要件となっている事で、物価上昇に対応できない年金となっています。

大きな節約ではなく、多くの項目を少しずつでも良いと思いますので、少しずつ生活水準を落とされる事を意識されていかれると良いと思います。

家計の健全化は「収入を増やす」「支出を減らす」「お金に働いてもらう」という3つの方法しかありませんが、ご年齢が高くなっておられますので、他の収入を検討されたり、お金に働いてもらうというのは、大きくは出来ないと思います。

先ずは出来るところから節約を行ってみられてください。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 老後のお金全般
60代後半    男性

全国

2021/07/14

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のFP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

高齢者となり、就労する機会も失った時に初めて老後資金の重要性に気付くものです。従いまして、唯一の資金である年金で生活できるように家計支出を計画しなおすしかありません。それが我慢できないのであれば、どのような仕事であれ就労することで収入を得るしか方法はないのです。

ご相談者様が、満足な生活と言われているレベルがどの程度のものかは判断出来ませんが、現役時代のような生活を夢見ることはナンセンスでしょう。もし、ライフイベントとして計画されていたとすれば、必要な資金を計画的に準備され、順風満帆なライフプランをシミュレーションされていたと思われます。

これからは、現実に合わせた生活をなされる準備をしてみてはいかがでしょうか。とりあえず、毎月の家計費を把握されて、年金とのバランスを考慮し、収支が不足するのであれば、不足額に合わせた家計費を考えなければなりません。そのためにも、残りの人生へのライフプランをシミュレーションされて、資金不足が起きないように再設計することが大切です。

最後に、持ち家を担保に資金を手に入れる方法をリバースモーゲージといいますが、使われることにご意見は申し上げませんが、所詮は借入金ですから利息も発生しますので、その分生活費を圧迫します。従いまして、緊急資金以外にはお勧めできるものではないでしょう。

古戸 賢一 フルト ケンイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

全国

2021/07/15

きんちゃん様
 
ご質問ありがとうございます。FPオフィス ピーエス・アセットの古戸と申します。
 
生活レベルを下げるのは大きな苦痛がともないます。とはいえ、収入源がないのであれば、少しづつ生活レベルを下げる努力は必要だと思います。
 
ですが・・・、とてもお元気そうですので副業を考えてみてはいかがでしょうか?元教員・塾講師という肩書きはとても魅力的です。
 
ストアカ https://www.street-academy.com/
ココナラ https://coconala.com/
  
あたりで募集してみてはいかがでしょうか?オンライン家庭教師は需要があると聞いています。
 
ご参考になれば幸いです。

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