ご質問の件について、今回の質問者様の疑問を解決するためには、まず、「老後生活をする上で、質問者様がどのくらいのお金があれば安心できそうなのか?」を考える必要があります。
そのためには、現時点で、将来もらえる公的年金がいくらなのか?を知る必要があり、これを知るには「ねんきんネットの活用」または、「年金事務所へおたずねになる」ことで解決できます。
ちなみに、質問者様が、1年間でもらえる年金が120万円だったとしますと、月額換算すると10万円です。
この10万円で老後生活ができるのであれば問題ないと考えられるものの、仮に月20万円の収入が必要であるならば、不足分の月10万円を貯蓄やその他の方法でまかなうための対策が必要となります。
質問者様は、性別が女性のようですので、仮に女性の平均寿命まで生存したものとしますと、シンプルに以下の金額を準備しておきたいと考えることができるでしょう。
・88歳(仮の平均寿命)-65歳(年金開始年齢)=23年(老後生活期間)
・10万円(不足額)×12ヶ月×23年=2,760万円
老後の生活にゆとりを持つのか、普通に生活していくのかなどの考え方によって、準備しておきたい金額は左右されるものの、現時点では、大まかに将来の老後生活をどうしたいのか考えておきたいものです。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、これまで回答を基に、悩みを抱えている老後の生活資金準備について、「つみたてNISA」への積立を上限(年間40万円)まで行い、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」へ月1万円、残りは貯蓄(預金)といったバランスで資産運用を行ってみてはいかがでしょうか?
質問者様は、49歳ということで、iDeCoの運用期間は単純に11年間しかありません。(60歳で終了のため)
そのため、大きな資産形成をする上で、つみたてNISAを重視し、iDeCoは控えめに運用することで、将来の資産形成の期待値は高くなるものと考えます。
いつでもお金を引きだせるお金も必要ですので、預金への貯蓄も行っておき、これでざっくりではありますが、バランスを考慮した資産運用が行えるのではないかと思います。
最後に、これまでの回答を参考にお金を回していただくことで、投資信託以外の投資は、現時点で必要ないと考えます。
ただし、実際にシミュレーションを行い、どのくらいの資産形成が期待できるのか、将来の年金支給額を考慮した時、足りるのか、足りないのかについて知っておく必要がどうしてもあります。
上記の結果によって、投資信託以外の投資が時には必要になる可能性もありますが、心配であれば、やはり専門家であるFPへ直接ご相談いただき、その判断を仰ぐことが望ましいと言えそうです。
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