保険は、アクシデント等によって自分では抱えきれない経済的損失を、掛金を拠出することで保険会社等に、その経済的損失をカバーしてもらう仕組みです。なので、貯蓄等で経済的損失を自分でカバーできるのであれば、基本的には保険に入る必要がありません。
では、どういったものが自分で抱えきれない経済的損失になるかということですが、
①万一の時に残された遺族の生活費
②傷病による長期療養に伴う収入の減少
の2つが主なものとして挙げられます。
また、経済的損失とはいいきれませんが、老後生活資金の確保も保険に加入する理由になります。
①については、死亡保険(生命保険)に加入することになりますが、その場合の保険金額がポイントになります。特にリタイアするまでは、必要保障額(生活費―公的年金ー死亡退職金等ー貯蓄等)を軸に検討していただければと思います。
②については、医療保険などでカバーする方法と所得補償保険等でカバーする方法が考えられます。この部分は、傷病手当金などの公的制度などもあるので、加入しないという選択もあります。
まずは、このあたりから検討してしていただければと思います。
1 名の専門家が回答しています
関連する質問
保険に入って得することと損することどちらが多いか。
現在、出産を控えているためにもし帝王切開になった時のためにと思い、医療保険に加入しました。今はもしもの可能性が割と高いのでもし保険を使用することがなくとも加入自体には後悔はありません。しかし、出産を終えたらまだ年齢も若い方なので高齢の方と比較すると疾患にかかることも少ないのではないかと思うと、このまま掛け捨ての保険に加入したままの方がよいのか、また保険には入らず自分でお金を貯蓄し続けていざという時に貯蓄から使用する方が良いのか、どちらの方が無駄なお金を減らすことができるのか現在の私にはわかりません。実際、保険に入っていた方が得することが多いのか、損することの方が多いのかどちらなのでしょうか?教えていただきたいです。
保険を加入するメリットについて
保険が様々な形で存在している中で、どのような保険について加入すべきかどうか悩んでおります。保険について加入すべきかどうか迷いました際に、やはり保険がある方で良いのかな?と思うこともありますし、無い方で良いのかな?と思うこともあります。保険が無かったりするのも少々不安でありますので、保険の在り方について、学校では教えてくれない、社会人になっても誰も教えてくれない内容でありますので保険に加入することについてのメリットと、デメリットについて教えて頂きたいと思います。特に勿体ないなと思う保険が死亡保険であるのですが、死亡保険は本当に自分が死んでしまっては意味がない保険であるなと思っておりますので、加入する必要性はあるのでしょううか?
専業主婦の生命保険は必要か?
30代後半の専業主婦です。子供二人(小学生、幼稚園児)夫(40代後半)です。独身のときから生命保険に加入していました。子供が小さいときは私になにかあったら大変だからという理由で結婚してからも生命保険に入っていました。死亡保障のついたもので、月1万5千円くらいかけていました。しかし、その話を知った義母から「専業主婦が生命保険かける意味ある?あなたか死んでも困る人いないのに。」と言われ、長年かけていた生命保険を解約しました。その後、掛け捨ての医療保険とがん保険には入りました。合わせて月5千円くらいのものです。私としてはやはり子供のために死亡保障のついた生命保険に入りたい気持ちもあります。専業主婦に死亡保障のついた生命保険の加入は必要ありませんか?
種類が多すぎて医療保険が選べない
子供がまだ居ない20代前半で加入した主人の医療保険を今後どうして行くべきか悩んでいます。当時はまだ若く、金銭的に余裕がなかったのもあり、聞いたことのある有名な保険会社で掛け捨ての安く入れるという理由だけで選んだ医療保険にそのまま加入し続けています。現在30代半ばになり、加入当時とは経済状況も変わり、家族も増え、そろそろ保険を見直した方が良いのかなあと思っています。知識もないので数ある保険会社の中からどこを選んでどんな内容の物にしたら良いのかわからずなかなか見直しできずにいます。がん家系でもあるので、がん保険の加入も考えています。いざという時に困らないようにしておきたいのでアドバイスお願いします。
病気に備えるには?
保険の知識は全くなく、以前から入っている終身保険を時期が来たら言われるがままに更新しているのですが、長い人生のなかで、病気になったときの備えや、病気のために仕事をやめなければならなくなった場合の備えのための保険について、考えなければならないと悩んでいます。病気に関して、どのような医療保険に入れば安心なのか、もし病院のために無職になったときに、ある程度生活できるだけの保障がある保険などを詳しく教えていただきたいと思います。年齢を重ねてくると、何かしらの体の不調が出てきてしまい、この先の人生において、安心を得るために出来る限り備えておきたいと考えているので、その点について知っておきたいと思います。