家を購入するのがいいのか、賃貸のほうがいいのか、どちらがよりお得になるのか
子供の成長に合わせて住み替える際に、家を購入するのがいいのか、賃貸のほうがいいのか、どちらがよりお得になるのか知りたい
子供の成長に合わせて住み替える際に、家を購入するのがいいのか、賃貸のほうがいいのか、どちらがよりお得になるのか知りたい
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持ち家か賃貸か。これは永遠に議論が尽きないテーマです。
持ち家のメリットは、自分の資産になる、ローン完済後は住宅費の負担が軽くなる、子どもに資産を残せるなど。デメリットは、転居しづらいためライフスタイルの変化に弱い、購入時に高額な費用がかかる、リフォーム・修繕費は自己負担、、住宅ローン返済の不安がつきまとうなど。です。
賃貸のメリットは、いつでも引っ越しできる、ライフスタイルの変化に対応できる、固定資産税がかからない、住宅ローンを組む必要がない、メンテナンス費用を負担する必要がない、維持・管理をする必要がない、災害など建物に被害が出ても負担がないなど。デメリットは、2年ごとに更新料が必要になることが多い、自分の資産にならない、老後も家賃が発生、いつまで住み続けられるかの保証がないなど。です。
持ち家と賃貸のメリットとデメリットは相反するものなので、どうとらえるかは本人次第です。ライフスタイルや価値観は人それぞれなので、一概にどちらとはいえない、というのが一般的な結論です。なお、どちらが金銭的に得かで考えても意味がありません。どんな家に住むか、何年ローンを組むかによって損得は変わってくるからです。それぞれメリット・デメリットがあるので、買いたいなら「購入」、買いたくないなら「賃貸」とシンプルに考えればいいのではないでしょうか。
但し、「老後対策」という観点から見ると、可能であれば持ち家をおすすめします。
なぜならば、「持ち家と賃貸では、老後の住居費には大きな差がでる」からです。
平均寿命は基本的に伸びるので、定期収入が年金だけになったときのことを考えると、老後は家賃を払い続けなければいけない「賃貸」のほうが負担が重いといえるでしょう。
仮に65歳で退職し、85歳まで生きるとして、賃貸と持ち家の費用を比較してみます。
ここでは、住み替えにかかる費用や駐車代は考慮せず、単純に賃貸なら家賃と更新料、持ち家であれば固定資産税(マンションの場合毎月かかる管理費と修繕積立金)で概算します。
賃貸の場合、家賃8万円なら20年間で合計1920万円です。さらに2年に一度、更新料(家賃1ヵ月分)がかかる契約なら、8万円×10回で80万円かかるので、合計2000万円がかかります。
一方、持ち家の場合、住宅ローンを完済していれば、毎年必ず支払わなければならないのは固定資産税だけです。10万円程度が目安ですので、20年で約200万円ほどになります。ただし、定期収入がなくなる定年までに完済していなければ負担は重くなるので、定年前の完済を目指しましょう。
マンションは、管理費と修繕積立金を毎月支払う必要があります。住宅ローンを完済していても、月3万円であれば20年間で720万円かかり、毎年の固定資産税も支払う必要があります。
老後は賃貸が最も支払額が多くなるので、相応の資金を用意しておく必要があるでしょう。
また、賃貸のリスクは、高齢者は物件が借りづらくなる可能性がある点です。
但し、賃貸はデメリットばかりではありません。老後も賃貸を続ける場合はお金の面でのリスクがありますが、状況に応じて臨機応変に転居できるのはメリットです。家賃の安い郊外に転居したり、子どもが独立したら今よりコンパクトな間取りの物件に転居して家賃を下げられます。また、将来的には「空き家バンク」などを使って地方の格安な中古物件を探し、現金で購入することも考えられます。
結論としまして、もし「 少しでも持ち家を購入したい」と思うならば、金額の目安(家の値段は世帯年収の5~6倍が目安)をつけ、いろいろな物件にあたってみることをおすすめします。一戸建て、マンション、新築、中古など、いろいろな物件にあたることによって、自分が住居に求めるものを再認識でき、優先順位(駅に近いとか、広さとか、環境が良いとかなど)も決まってくるでしょう。また、自身での持ち家か、賃貸かの、新たな感覚を持てるかもしれません。
住宅は、人生で一番大きい買い物です。自分の納得のいく住まい選びをしましょう。
漠然とマイホームを持ちたいとは思っているがいつが良いタイミングなのかわからない。また建て売りにすべきか注文住宅にすべきかも悩んでしまう。とても不動産を一括で買えるような蓄えはないためローンを組むことになるが自分の収入に対してどの程度のローンが適切なのか教えてもらいたい。将来的に収入が不安定になること状況も考えられるためそのような場合にローンに対してどのように対処すれば良いのかも合わせて聞きたい。
現在4歳、1歳の子どもが居ます。自身も30代中盤となり、マイホームの購入を検討し始めましたが、どのような内容に留意して検討をすればよいのかイメージが湧いていません。非常に大きな買い物、かつ一生に一度となりますので、後悔をしない選択をしたいと思っていますが、思えば思うほど腰が重くなってしまいます。少なくとも上の子が小学校に入るまでのタイミングで購入から転居まで済ませたいと考えています。適正な購入金額はどれくらいか、どのようなローンを組めば良いのか、その他どのような事に気をつければよいのかなどを聞いてみたいと考えています。私が33歳、妻が30歳、子供二人は上述の通りで世帯年収はおおよそ1,000万円です。
新しくマイホームの購入を考えていますが、自営業なので住宅ローンの審査に無事に通るか心配です。一応過去の信用情報には一切傷はないのでその点は心配していません。今心配しているのが、自営業ということなので会社員よりも審査に影響を及ぼすとみています。住宅ローンの審査に通らないとマイホームを持つことは無理なので、この点が一番不安であります。そこでファイナンシャルプランナーの方にお聞きしたいのが、自営業が住宅ローンの審査に通りやすい方法があればお教え頂きたく思います。経験と知識を有するファイナンシャルプランナーの方であれば住宅ローンに関して詳しいと思いますので、良いアドバイスを貰えると幸いです。今、一番の悩みの種です。
現在30代で住宅ローンを35年で組んでおり、月々の返済プラス繰り上げ返済をこまめにおこなってきたところ、のこり1,000万円強の支払いが完了すれば完済できる状況にあります。住宅ローンの金利は銀行からかなり優遇をしていただいており、低金利で借用できている現在、繰り上げ返済を続け、早めに完済するほうがよいのか、その繰り上げ返済分を子供や将来のたくわえにまわすべく、ほかの投資や預金にまわしたほうが有利なのか質問させていただきたいと考えています。主人は大手企業に勤めており、年収も1000万円を超過していることから、繰り上げ返済をすればあと5年以内には完済は間違いなくできると思います。完済してしまうと、すっきりもしますし、ローンをなくしてしまいたいとも思います。なお、今後マイカーの購入は特に考えておらず、カーシェアリングなどのサービスを利用する予定です。こどもは二人おりますが、受験についてはまだきちんと考えておりませんが、中学受験などについては検討中です。
我が家は戸建ての一軒家で、35年の住宅ローンを返済しているところで、2000万円超の借り入れを繰り上げの数回含めて残額が800万円ほどです。普通に考えると退職までに完済はできると思うのですが、主人が病気療養をしたときには収入も減って家を手放すことも頭をよぎりました。また今年は新型コロナの影響でまた収入が安定せず、今後もこのように収入減が続くと、退職までのローン完済は難しくなりますし、病気の際にも不安になった、契約者が万一の時にはどうなるのかということです。我が家の住宅ローンは古いもので、払いこみ免除特約などはありません。これから老後に向けて借り換えや万一には家を売って住み替えるなども考える時が来るかもしれません。早めに何かできることはあるのでしょうか。