2021/07/21

学生のうちに副業でお金を貯める方法

その他20代 Nさんさん 20代/その他 解決済み

将来教員になりたいと考えています。仕事量に対する給与が少ないように感じており、お金に対する不安を持ちたくありません。そのため学生のうちにある程度副業によってお金を貯めたいと考えております。それにあたって、おすすめの副業、現実的な貯蓄額など教えていただけるとありがたいです。親の扶養から外れるなら、どの程度年収をオーバーすることで扶養から外れることのメリットを受けることができるのか、どの副業がどの程度の仕事量でどこ程度稼げるのかなど具体的に教えていただきたいと思っています。また、稼いだとして、ただ貯蓄するだけではなく資産をうまく運用したいと考えております。おすすめの運用方法などありましたらそちらもお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 副業
60代後半    男性

全国

2021/07/21

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のFP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

将来における資産形成を進めておくことは非常に良いことです。但し、学生としての期間中のアルバイトによる給与所得と、他に企業等からの受託業務としての雑所得では、親御様の扶養から外れる結果となり、親御様の所得税の増額や健康保険から外れるケースもありますから注意が必要です。

例えば、給与所得で年間103万円以内の収入であれば、給与所得控除55万円+基礎控除48万円が適用される為、所得税は発生せず扶養の範囲から離脱することはありません。但し、ご自宅等でWEBライターなどによる受託業務で、年間48万円以上の雑所得を得た場合には、扶養から外されることになります。つまり、給与所得控除が適用されないことによる影響です。従いまして、アルバイトなどの方が安定して効率良く学生時代に資産形成をすることが可能となるでしょう。

もう一点、給与所得の他に受託業務による報酬が20万円以上であれば、合計金額が103万円を超えていなくても確定申告が必要となりますから注意を要します。税制に関しては意外と複雑ですから、制度自体を理解されていませんと、所得が発生した時点で親御様の税額が増加したり、健康保険組合への保険支出を返金しなければならないこともあります。

続いて、投資に関する優遇税制を継続的に受けることが出来るものがNISAです。特につみたてNISAは年間40万円までを限度として、20年間で800万円の投資額に関する運用益が無税となります。従って、学生時代から継続して投資をしておけば、長期、積立、分散を基本とした資産運用が可能となります。

また、国民年金につきましては、20歳から加入開始となりますが、学生期間中の納付は猶予されています。しかし、実績には反映されませんから、10年以内で追納することも可能ですが、追納にも加算額が発生しますので、学生時代の収入から納入しておくことは、老後における備えとなります。これも資産運用の一部ですのでお忘れにならないでください。更に、保険料を納入していれば、学生でもiDeCoへの加入も可能ですから、制度によるメリット(所得控除)は受ける必要が無いとしても、投資という点からは安心して運用出来るメリットはあります。しかし、iDeCoは60歳迄の継続が原則ですから、生活面で安定された社会人になられた後で開始されるのも良いかも知れません。

最後に、学生の本分は学業ですから、あまり、副業に拘り過ぎると本末転倒という事になりかねません。御自身でゆとりある学生生活を送れるだけの収入を得ることだけでも十分であるとお考えになり、投資に関しましは社会勉強程度であるというレベルでも良いと考えます。

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