早期リタイヤ(FIRE)のために老後資金の具体的な資産が知りたい

男性30代 mukaiさん 30代/男性 解決済み

現在35歳のフリーランサー(IT)です。
32歳頃まで貯蓄や老後の為の資金について考えたことがなく、貯蓄自体が全然ありません。
現在は、早期リタイヤ(FIRE)の為に資産を貯蓄しているところです。
FPに聞きたいこととしては、老後必要になる資金の具体的な試算が知りたいです。
ネットで調べてみても大体2000万必要と言われていても具体的な支出(月又は年)がどのくらいか書かれていないところが多いためです。(今後の収入からの支出割合を算出するために必要)
また、今後結婚した際の支出についても少し知りたいと思っております。
結婚する予定等はないのですが、未定の事について自分で調べるよりも、資産についての専門家にお聞きした方が早いと感じたため伺いたく思います。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代前半    男性

全国

2021/07/27

それは、ご相談者さまにしかわからないことでしょう。

どんな専門家に聞かれても、ご相談者さまが将来どのような暮らしをなさりたいのかは誰も答えられないはずです。

ちなみに、2019年に話題になった「老後資金2,000万円」の根拠は、報告書をご覧になればしっかりと根拠が記載されていますよ。

2017年の総務省「家計調査」における、「高齢夫婦無職世帯の家計収支」が出所となっています。

高齢夫婦無職世帯とは、夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯のことです。

それによると、お知りになりたい老後の具体的な支出額は、月263,717円(年間3,164,604円)となっています。

それに対して年金等の収入が、月209,198円ありますから、差し引き月54,519円が不足することになり、結果として老後30年間で約2000万円不足する(54,519円×12か月×30年=19,626,840円)という試算になるのです。

しかし、ご相談者さまは65歳でのリタイアではなく、早期リタイアを目指されているそうです。

リタイア時から65歳までの支出につきましても、想定しておく必要があります。

平均的な費用であれば、必要に応じて総務省「家計調査」等でお調べください。

結婚後の支出額につきましても、同様です。


と、ここまで書きましたが、FIREを目指そうという人にとって、このような平均値など意味はないですよね。

FIREって、もっと柔軟な概念であるはずです。

あくまでも自由に好きなことをする生き方を前提としていますので、例えばリタイア後に都市部で暮らすか田舎で暮らすかによっても支出額は全く異なるでしょう。

リタイア時の目標資産額を算出するために今回ご質問をいただいているのだと思われますが、せっかくではありますが手っ取り早く専門家に聞こうとされるのではなく、未定の将来についてはFIRE後にどのような暮らしを実現したいのか、ご自身で想像されるしかありません。

そもそも、それがなければFIREできたとしても、つまらない人生が待っているだけではないでしょうか。

FIREそれ自体は決して目的ではなく、あくまでもやりたいことを実現するための、手段でしかないのですから。

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