大学まで進学するとなるとお金が不安

女性40代 nomiya193さん 40代/女性 解決済み

毎月の貯蓄が難しく、子供2人をそれぞれ学資保険に加入してそれを将来の学費の為の貯金と考えています。しかし、20年の加入で200万円戻ってくるというタイプなのですが、大学まで進学したとして、到底足りる額ではないと考えています。家計になにか無駄なところがないか常に見直しをしていますが、新聞の購読を辞めたり、携帯電話などの通信費用を見直したりしてもあまり貯金額はかわりません。あと、同じ貯蓄をするにしても、定期預金や外貨預金など、どのように資産を運用していくのが一番良い方法なのかが、自分自身での情報収集にも限界があり、また情報を得れば得るほど選択肢ばかりが増えて迷ってしまいます。個人でiDeCoに加入し将来の資産を増やす方法も視野に入れていますが、種類がたくさんありすぎてよくわかりません。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
50代前半    男性

全国

2021/07/28

新聞が必ずしも何よりもすぐれた情報源であるとは限りませんが、新聞の購読をやめられたのなら、一体何から情報を得ておられるのでしょうか。

情報を得れば得るほど選択肢ばかりが増えて迷われているということは、その情報源の質はお世辞にも良質であるとは言えそうもありません。

学資保険、定期預金、外貨預金・・・確かにどれも積極的に選択すべき商品ではありませんので、どのようにしてよいのかわからず途方に暮れておられるご不安なお気持ちを、お察しいたします。

ぜひ、シンプルに考えましょう。

ご夫婦は、共働きでいらっしゃいますか?

もしいずれかが働いておられない(または就労時間が少ない)のであれば、可能な範囲で働く時間を増やしてみてください。

当面の貯蓄可能額の増加だけではなく、将来の年金額の増加にもつながるはずです。

もうすでにご夫婦ともにしっかりと働いておられるのであれば、世帯収入の1割くらいの金額を目安に、毎月コツコツと積み立てていきましょう。

そのためには、学資保険も含めて、必要以上の保険に入ってしまわれていないかどうか点検し、過剰な保険は解約して積み立て原資を確保してください。

積み立て先は、「投資信託(ファンド)」をお勧めいたします。

商品選びは簡単ではないかもしれませんが、株式を主な投資対象とする、長期投資に資する本格的なファンドを見つける手間を惜しまないでください。

本業で社会課題を解決する、これからも世の中に欠かせないと考えられる企業を丹念にリサーチして選定しているファンドを、納得して選ぶことが大切です。

毎月3万円を積み立て投資に回せれば、20年間継続すると元本だけで720万円(3万円×12か月×20年)にもなり、運用益を含めると、1,000万円を超える資産を形成することも十分に現実的な想定であると考えます。

ちなみに、個人型確定拠出年金(iDeCo)を通じて投資するのもいいですが、この制度は老後まで引き出せないことがメリットであるため、子どもさんの教育資金を目的とするには向いていません。

必ずしも制度の利用にこだわらなくてもよいでしょうし、投資額の半分だけiDeCoを活用するというのも一案です。

なお、iDeCoを利用するにしても種類がたくさんありすぎてよくわからないということであれば、最も商品数が少ない金融機関を選ぶというのも一つの方法です。

上述したように、何でもシンプルに考えると案外うまくいきますので、そのような金融機関には余計な商品が含まれないため選びやすいという大きなメリットがあります。

私自身こそ、経営者として自社で企業型確定拠出年金を導入したのですが、結果として商品数が最も少ない金融機関のプランを採用したほどです。

以上、長くなってしまいましたが、お金の不安を解消するためには、まずは収入を増やす努力をしたうえで、余計な保険に入らないなど支出をコントロールし、信頼できるファンドを選んで毎月少しずつでもコツコツと投資に回していくこと。

どうか、シンプルにお考えください。

新聞の購読は、再開されることをお勧めいたします。

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