住宅ローン減税

男性30代 fujisa1990さん 30代/男性 解決済み

現在住宅の購入を検討しています。自分は29歳会社員男性で年収は400万くらいあります。貯金は1200万くらいあります。奥さんは同い年で同じくらいの年収で貯金も同じくらいです。購入を検討しているのは4000万くらいで更に家電や家具を買い揃えないといけないのでもって多く諸費用がかかる予定です。今悩んでいるのはいくら頭金として使うべきかです。たくさん借り入れすれば住宅ローン減税でお得になると思いますが、返せる金額がどのくらいか知った上でいくらローン借りるか決めたいです。また住宅ローン減税を受けるための手続きを知りたいので併せて教えて下さい。借入貧乏にはなりたくないので、本当に借りてもいい金額を具体的に教えて下さい。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
30歳のご夫婦で預金が2400万円とは素晴らしい資産形成ですね。
ご検討されている4000万円のご自宅ですが、住宅ローンはご夫婦合算での申込が可能ですから計算の元になる収入は800万円となります。一般的に400万円以上の年収であれば年収の35%は返済余力として認められます。従いまして、年間280万円÷12ヶ月=23万円が支払い可能となりますから、固定金利1.5%と仮定した場合、頭金20%として3200万円を25年間で返済する場合は、月間ローン返済額は約13万円となります。25年返済と仮定させて頂いた理由は、サラリーマンの収入のピークが55歳であるため、それまでに完済をするためです。
現在の御相談者様の年収(400万円)からの手残りは、おおよそ年間280万円(社会保険料+税を控除)ですから月額は23万円となりますから、ご夫婦で約2倍です。従って、ご夫婦で返済される場合には全く問題はございません。
しかし、お子様が誕生されお仕事をお辞めになった事も想定しておかなければなりません。
そのように考えた場合には、極力頭金を多くしてローン残高を少なくしておくことが安全です。
なぜなら、住宅ローン控除は共有名義であれば、ご夫婦それぞれの所得税から税額控除可能ですが、奥様に所得がなくなった時には当然に控除のメリットはなくなります。
では、単独で借入した場合は、年収400万円の方の所得税は9万円程度、住民税18万円程度ですから、合計27万円程度が住宅ローン控除の上限となります。買入金の1%が10年間の控除上限となりますので、ローン残高は2700万円が限度であると計算されます。
2700万円を固定金利1.5%で25年間の支払いとした場合は、毎月の支払いは概ね11万円となり、35年返済で概ね8.3万円です。やはり、奥様の収入の継続性等を加味して計画しなければなりません。

結論
1.パワーカップル(共稼ぎ)を継続する場合は頭金20%として3200万円程度のローンとする。
 1600万円のローン折半としてそれぞれの税額から控除を受ける。
2.将来奥様が専業主婦として扶養になる予定であれば、当初住宅ローン控除の上限額として2700万円 が残高限度であるため、家計費の維持のため、繰り上げ返済により残高を減額する。
3.将来奥様が専業主婦として扶養になる事を想定して、当初住宅ローン控除の上限額として2700万円
 が残高限界であり、且つ返済期間を35年に設定して毎月の返済額を減らす。
4.単独収入になった時を想定して、毎月のローン支払可能額を把握し借入額を計算する。購入予定物 件との価格差を頭金とする。
例:ローン返済可能額6万円の場合、年1.5%の固定金利で35年返済で概ね1960万円の借入。
  購入予定物件価格-1960万円=頭金

最後に住宅ローン減税の手続は、購入し入居された年の翌年に確定申告を御自身で税務に行って下さい。翌年以降は年末調整にローンの残高証明を添付すれば会社で調整してくれます。

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