遺産や不動産の相続税に関する質問

男性30代 orimasaさん 30代/男性 解決済み


神奈川県の横浜の定年過ぎた住人ですが、昭和の中期頃に今の都筑区のとある地域に100坪チョットの土地を購入しマイホームの家を建てました。 当時はこのあたりは旧港北区といって横浜では農家が点在する超田舎でした。 ところが平成の年代になって横浜市営の地下鉄が通るようになって、今ではものすごい町並みになってしまいました。 従って、不動産の価値や価格も当初購入した時点より可なりの値上がりが想定されています。

ところで、ご相談はこれらの建物や家の相続及び相続税に関することですが、現在は男子二人、女子一人の三人の子供がいて何れも社会人になっていますが、何れの子供たちも別世帯を構えて独立した生活をしております。 金融資金の遺産なら分配して相続することも出来ますが、不動産の相続の場合はどのようにすればよいのか、又、遺産に関する相続税はどのように計算されるのか、出来ることなら自分だけではなく専門家に意見を伺いたいと思うのですが。


1 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/03/09

相続税についてですが、実際の分け方に関わらず、法定相続分で分けたものとして、相続税の総額を計算します。例えば課税遺産額が1億2,000万円とした場合、配偶者6,000万円、子供2,000万円相続したものとして、それぞれに税率を掛けると、配偶者は1,100万円、子供は250万円、合わせて1,850万円が課税額になります。これを実際の配分で負担することになります。その後、配偶者の税額軽減などの各種控除などが適用されます(実際には1,850万円に少なくなる場合があります)。相続の方法ですが、一般的には不動産を分割(つまり共有名義)にするのは、賢いやり方とはいえないので、誰かに纏めて相続するのが良いかと思います。不動産を取得できなかった者は、金融資産などを相続したり、割合があまりにも不均衡であれば、不動産を相続した者が代償として自分の財産を他の相続人に譲渡する代償分割という方法もあります。代償分割のために、生命保険に加入して資金を確保するという方法もあります。まずは、現在ある資産(将来の遺産)を洗い出し、何を、誰に、相続させるかを、ご自身で検討してみて下さい。なお、相続準備と相続税対策はまったく別の話あることを知っておいてください。

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