フリーランスの税金

女性50代 miraclenakmさん 50代/女性 解決済み

40代・子育て中の主婦です。少しでも学費の足しになればと、ライターを始めました。最近、お小遣い程度の収入を得られるようになりましたが、
いろいろ調べたところ、年間43万円以上の収入になると確定申告が、自治体にもよるようですが、33万以上で住民税申告が必要なことが分かりました。

これまでは、専業主婦で夫の扶養だったのですが、年間43万円を超えてしまうと、どのくらい税金がアップしてしまうのでしょうか?
どの程度収入があれば、損をしないのでしょうか?

また、クラウドワークスなどで源泉徴収を取られている場合は、確定申告は必要ないのでしょうか?もし、税務署に届け出をしなかった場合、お小遣い程度でも延滞金や刑罰などはあるのでしょうか?


1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問の件について、質問が令和2年度にあったことから、令和2年度の税法に基づいて回答していきます。

はじめに、令和2年度に税法の法改正が行われたことによって、所得税の基礎控除の金額は48万円となり、住民税の基礎控除の金額は43万円に引き上げられました。

このことを踏まえまして、以下、それぞれの質問に回答をしていきます。

Q.専業主婦で夫の扶養だったのですが、年間43万円を超えてしまうと、どのくらい税金がアップしてしまうのでしょうか?どの程度収入があれば、損をしないのでしょうか?

A.質問全体を通じて、質問者様は、クラウドワークスを通じてライティングを行い、収入を得ているということで、こちらの収入は、税法上、雑所得に該当します。

クラウドワークスで収入を得た場合、実際の収入からシステム手数料を差し引かれた差額が手取金額となるため、この手取金額が1月1日から12月31日までの1年間で48万円以下であれば所得税を納める必要はなく、43万円以下であれば、住民税も納めなくて良いといった考え方になります。

なお、年間43万円を超えてしまうと、どのくらい税金がアップしてしまうのでしょうか?とありますが、こちらについては、課税総所得および課税標準がいくらになるのかわからなければ回答をすることはできません。

また、どの程度収入があれば、損をしないのでしょうか?とあるのですが、質問者様が言う損というのは、何をもって損なのかがわからないため、こちらも回答をすることができません。

たとえば、今後、クラウドワークスを通じて年間で43万円の手取金額を見込める予定となっていますが、何か不都合や問題点があるのでしょうか?などとお尋ねいただいた方が、より明確な回答をもらえるものと思われます。

ちなみに、今後、クラウドワークスを通じて年間で43万円以下の手取金額を見込める場合、これまで通り、税法上および社会保険の扶養となることに加え、質問者様自身が所得税や住民税を納める必要はありません。

Q.クラウドワークスなどで源泉徴収を取られている場合は、確定申告は必要ないのでしょうか?もし、税務署に届け出をしなかった場合、お小遣い程度でも延滞金や刑罰などはあるのでしょうか?

A.仮に、質問者様が令和2年度において、クラウドワークスを通じて年間で43万円以下の手取金額であったとした場合、確定申告を行うことによって、クラウドワークスから源泉徴収された税金(所得税)はすべて還付され、住民税も納める必要はありません。(他の所得がないものとします)

なお、年間で43万円を超えた手取金額であったとしても、実際の手取金額はいくらだったのか、実際に年間を通じていくら源泉徴収されたのかなどによって、還付金は変わるものの、少額であれば、還付される可能性は極めて高いと言えるでしょう。

ちなみに、質問者様の場合、税務署へ届出するものはなく、仮に、おっしゃっている届出が確定申告書の提出だとするのならば、本来、納めるべき所得税や住民税が発生しない限り、何ら問題がありません。

仮に、今後、クラウドワークスを通じたライティングで、多くの収入を見込める予定であるとするならば、令和2年度の確定申告期間が終了する令和3年3月15日までに余裕を持った今後の対策を練っておくのが無難とも言えそうです。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

24万円ギリギリで止めるのか、30万円稼いだ方がお得なのか?

自分は、正社員で働いている他にも副業をしています。副業に関しては、24万円以上稼いでないので、税金はかかってこないため、現在では会社で確定申告しているため、副業の稼ぎは会社には伝えていません。しかし、24万円以上稼いだ場合は、確定申告をしなければいけないということは、これ以上稼がないようにした方が、税金のことを考えると良いなのでしょうか?もし、年間で24万円ギリギリで稼ぎを止めておくのと、30万円稼いで税金を支払うのは、どちらが良いなのでしょうか?ちなみに、自分の年収は350万円程度です。家族は子供3人、嫁だけで、住宅はマイホームを購入しており、住み始めて5年目で住宅ローン控除を受けています。よろしくお願いします。

男性40代前半 なんだかなぁさん 40代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

副業の確定申告

私はパートで働いていて、収入が少ないです。そのため、副業をして、少しでも稼ごうと思っているのですが、年20万円以上副業で稼いでしまうと、確定申告が必要になると聞きました。なぜ20万円なのか、そして、20万円以上副業で稼いで申告しなければどうなるのか、行政にばれるのか、など、副業に関する課税について詳しく教えてほしいです。本業での収入が少ないから副業をするのに、たった20万円で課税されるのは納得がいきません。20万円をすこし超えるくらい、100万円以下の副業収入でも行政にばれて徴収されている人はいるのでしょうか?具体的にどういう状況でばれて徴収されているのか、実例で説明してもらえると、大変ありがたいです。日本が少しでも副業に対して寛容になればいいと思います。

女性30代前半 ドリームネットシステムズさん 30代前半/女性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

収入源が複数ある場合の確定申告のやり方について

私は現在、大学院生ではありますが、学業の傍らアルバイトで生活費等を稼ぎつつ、更にクラウドワークスでライティングなどの案件も副業としてこなしています。結果的に今年度から年収として200万少し程になる見込みなのですが、こういった場合、所得税などの税金に関わる手続きとして、どのようにしたらよいかよく分からず、悩んでいます。アルバイトの方は問題ないかもしれませんが、別の副業的な収入の部分(おおよそ年30-40万円程の見込み)がある場合、別途申請が必要になるのではないかと思っています。このように収入源が複数ある場合、別途確定申告などが必要かどうか、必要ならば手続きの正しい手順を専門家の立場からアドバイスいただきたいと思っています。

男性30代前半 robusuta93さん 30代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

副業で稼いだお金はいくらから申告が必要でしょうか?

毎年多少ではありますが、本業を除いてランサーズや知人からの仕事の依頼、株式投資の配当により僅かながら収入を得ております。こういった副業に位置づく収入の申告義務がいくらから必要なのか分かりません。また、その場合に税金がどのぐらいかかるものなのかも分かりませんので知りたいです。金額はそれぞれ年間にすると微々たるもので10万円前後と思います。1円でも収入を得た場合は確定申告をしなければいけないのでしょうか?税金のことは難しくインターネットで調べても理解が難しいジャンルなので、教えてもらえるとありがたいです。仮に申告する必要があるとした場合に経費の証明として外食費なども経費に組み込むことは可能なのでしょうか?いろいろと教えてもらいたいことがあります。

男性40代前半 ogura-naoyaさん 40代前半/男性 解決済み
横山 晴美 1名が回答

ふるさと納税について

ふるさと納税について、見かける度にいつも疑問に思うことがあります。特定の地域に納税すると、色々な品を代わりに戴けるというシステムであることぐらいしか分かっていません。税収入が少ない地域の収入を増やすためであろうという想像はつくのですが、贈答品(?)を用意しなければならない分、普通に税金を納めてもらうより収入は減ると思うのです。なのにどうしてシステムとして成り立っているのかずっと不思議です。ふるさと納税額から贈答品にかかる額を差し引いても、ふるさと納税導入前よりは税収入が増えているからそれでもかまわないという勘定なのでしょうか?それとも贈答品は企業や農家などからの寄付でまかなっており、自治体としては懐が痛まない仕組みになっているのでしょうか?

女性40代後半 makky_91さん 40代後半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答