奨学金について

女性30代 しおりさん 30代/女性 解決済み

日本学生支援機構の奨学金について、無利息の1種と有利息の2種があることはわかっているのですが、成績以外に借りる条件は違ったりするものなのでしょうか?私自身、奨学金は学びたい学生が進学にあたり自分で借りて自分で返済するものだと思っていたのですが、友人の中には、親の指示で奨学金を借り、卒業後の返済は親がやる、という使い方をしていた人がおり、驚きました。調べてみると、手元の貯金を減らしたくないからとか、何かあったときのためにすっからかんになるのは不安、という理由から子供名義で奨学金を借り、卒業時点で借りた奨学金相当の貯金があれば、一括返済するという人もいました。ある意味、賢い選択だなと思ったのですが、奨学金の審査に親の年収以外に、貯金額なども対象になったりするのでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
60代後半    男性

全国

2021/09/10

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

国の奨学金(日本学生支援機構/JJASSO)からの借入は、給付型と貸与型の2種類に分けられます。御相談者が書かれているとおり、貸与型は第一種(無利息)と第二種(有利息)に分けられます。それぞれに年収制限がありますが、第二種は家計基準の目安として、給与所得の4人家族で年収が1100万円以内であることが条件に加わます(第一種は747万円)。但し、学力基準として、高校の全履修科目の学習成績が平均水準以上であることが条件となります(第一種は評価平均3.5以上)。つまり、学ぶ気持ちがあるかの判断が基準となります。

従いまして、給付型の場合には資産申告が必要ですが、貸与型は貯蓄や財産状況の調査はありませんし、審査要件にもなっておりません。

確かに、手元の資金を減らさないためには有効な手段かも知れませんが、借入に関する準備として、親御様は連帯保証人となることが多いですが、加えて1名の保証人が必要となりますから、連帯保証人と別生計である、おじおば、兄弟姉妹等の4親等以内の親族を準備されなくてはなりません(用意出来ない場合には機関保障制度もあります:有料)。この機関補償を利用した場合には、保証料が必要(月額8万円の第二種奨学金を借りた場合、保証料は月額4320円)
となりますが、在学猶予中に返還完済した場合には、保証料のおおよそ30%は消化されますので、その点ではデメリットであるような気もします。

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