副業収入の税負担や支払いについて

女性30代 ぱらこさん 30代/女性 解決済み

新型コロナウイルス感染症をきっかけに、収入が本業からのみしかないことに不安を覚えるようになり、副業を検討しています。しかし、副業を始めた場合に、住民税や所得税で収入の申告や税金の支払に関して具体的にどのような手続きが必要なのか分からず、副業を実際に始めることができていません。
インターネットで調べると、20万円以下なら支払わなくていいという情報もあれば、たとえ少額でも確定申告が必要という情報もありどれを信じたらいいのか分かりません。
支払うべきものは支払いますが、可能な限り支払う税金の金額は少なくしたいと思っています。
本業からの収入については勤め先の年末調整で手続きしている場合、副業収入についてどのような手続きによる申告が必要なのか教えて下さい。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/09/22

質問内容を一通り確認させていただき、質問全体を通じて回答者が率直に感じたことも含めて回答をしていきます。

はじめに、質問者様は「勤め先の年末調整で手続きしている場合」とあることから、給与所得者であることが考えられ、今回の質問者様の場合、副業で得た収入は、税法上、雑所得と呼ばれる所得に該当し、確定申告をしなければならない場合があります。

ただし、質問内容にもありますように、1月1日から12月31日までの1年間で副業による収入(所得)が20万円以下であれば、所得税の確定申告が不要であり、これは国税庁のWEBサイトでも解説がなされています。

一方、厳密な回答をしますと、住民税(地方税)には、上記のような決まりごとがないため、住民税の申告はしなければなりません。

質問者様と致しましては、「支払うべきものは支払いますが、可能な限り支払う税金の金額は少なくしたいと思っています」という考えをお持ちであることを踏まえますと、回答者としては、本業での収入と副業での見込金額についての情報提供をした上で、概算でどのくらいの税金が増加することになるのか?を専門家へ試算してもらうことが望ましいのではないかと感じています。

場合によっては、質問者様の現状や家族構成など、基本情報を知ることで節税対策ができることもあり、これらも考慮すると、実際に得た副業収入に対して税金がそもそもかからなくて済む可能性も十分にあり得るとも思っています。

最後に、「副業を始めた場合に、住民税や所得税で収入の申告や税金の支払に関して具体的にどのような手続きが必要なのか分からず、副業を実際に始めることができていません」とあり、今回、回答をさせていただきました内容を具体的に解決することができれば、少なくとも安心して副業を始められるきっかけになると思います。

回答者としては、一通りの情報を知ることができれば、質問者様が抱えている疑問をすっきり解決することができると思っており、質問者様にとっても望んでいることだと思われるため、現在、抱えている疑問をしっかりと解決してくれる専門家を探して、一度、ご相談されてみてはいかがでしょう?

副業によって、税金を納めずに収入を得られる機会を失うことはもったいないことだと思いますので、いま一度、改めて検討いただき、一歩踏み出してみることをおすすめします。

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