退職後子どもたちに迷惑をかけずに生活できるようにするためにはいくら必要?

女性40代 daidokoさん 40代/女性 解決済み

自分が退職した後、どのくらい蓄えていれば子どもたちに迷惑をかけずに生活できるのかを知りたいです。現在、2人の子を育てています。まだ小学生なのでそこまでお金がかかっていないのですが、これから高校などに進むとお金がかかることが予想されます。毎月ローンが7万、食費などはうまく切り詰められず、8万位かかるのが現状です。あと10年ほどすればローンは完済すると思うので、そこから老後の資金を貯めたいと思うのですが、そのころ子どもたちは高校大学とお金がかかります。いつ頃から、いくらくらい貯めていけば、老夫婦になったとき、生活していけるものでしょうか?年金は夫婦ともに国民年金、厚生年金を払い続けています。できれば施設には入りたくないですが、施設も視野に入れてどのくらいの預金が必要なのか、いつから準備すれば間に合うかを教えてください。よろしくお願い申し上げます。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 老後のお金全般
60代後半    男性

全国

2021/10/06

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

文部科学省の平成30年度子供の学資調査によりますと、お子様お一人につき、幼稚園から大学までを全て国公立で卒業された場合で約1000万円、反して全て私立で卒業される場合には、約2400万円が必要となるとのデータが発表されています。

このデータをステージごとに見てみますと、全て私立による場合、幼稚園で約95万円、小学校で約960万円、中学校で約420万円、高校で約290万円、大学で約640万円となっています。この数値は校外学習費用も含まれていますので、各ご家庭ごとの教育方針で変わると思われます。公立となると高校までは、ほぼ無償化となっておりますので、必ず準備しておかなければならないのが、17歳迄の大学費用となります。おそらく、校外学習費が高くなる傾向は、中学生の時であり、概ね年間50万円は公立でも必要となっているようですから、小学校時で年間30万円、高校で年間40万円を目途としておけばよろしいかと思わます。

このように、教育資金は待ったなしの負担となりますから、住宅ローンとのダブル支出によってなかなか老後資金までは準備出来ない御家庭も多いです。しかし、御相談者様宅はご夫婦で厚生年金に加入されていらっしゃいますから、まずは65時点での老齢厚生年金の受給額を把握される必要があります。

現在65歳のご夫婦家庭における生活費は27万円程度が必要となっておりますので、その差額分が老後資金として準備する金額となるでしょう。但し、民間の老人施設は最低でも食事代込みで、多人数部屋(3人程度)でも10万円はかかりますから、ご夫婦で入居される場合でも上記の生活費ぐらいは必要となるでしょう。

つまり、老齢厚生年金の受給額<生活費であれば、差額分×12ヶ月×100歳までの残り年数を準備されておけば安心でしょう。もし、差額が無いのであれば、緊急時の資金として1000万円程度を準備しておけばゆとりを持って老後を過ごすことが出来ると考えます。

準備につきましては、極力早く対応する必要がありますが、生活を圧迫してまで資金を捻出される必要はありません。要するに積み立てるか投資するにしても、その癖を身に着けることが大切であり、65歳をターゲットイヤーとして必要資金を残り月数で割って設計されて下さい。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

病気で働けず老後が不安

今、病気があって本格的に仕事をすることを医師に許可されていません。そのため週に1回ほど介護の仕事をしながらランサーズを利用して少ないですが家計の足しにしています。そのほかに障害年金をもらっていますがほとんど家に入れているので自分の自由にできるお金も貯金するお金もほぼありません。両親はともに貯金が少ないので両親の介護になったときにお金が足りるか、また両親を送ったあと、自分の老後のお金の心配があります。このままでは生活保護になってしまうかもしれません。生活保護になる前にもし兄弟に連絡がいったら金銭的に無駄なストレスをかけてしまうので、どうにかそうならないようにしたいと思っています。FPさんからこういう事例の場合、何か良い解決策があるなら教えてもらいたいです。

女性40代前半 sakurai-12さん 40代前半/女性 解決済み
古戸 賢一 1名が回答

老後の考え方

定年までは後15年、それまでは何とか仕事を続けて行く事は考えています。転職は余程でなければしたくはありません。起業や独立も考えていません。住宅ローンも同じ位の年数残っていますし、子供が大学に行った場合は後8年位頑張らないとならないです。同じ企業に勤めていても年収は下がる一方で貯金をする余裕なんて今はありません。老後資金は退職金と年金で考えています。サラリーマンを30年、定年までなら40年以上続ける事になるので、嫁と合わせれば20万円以上にはなるかと思っています。他、確定拠出年金等もあります。退職金は家のリフォームか住み替えが出来ればと思っております。定年後も働ける内は働きたいですが、仕事があるかが心配です。現在の貯金が粗無いのでその辺りも気になっています。

男性50代前半 おおちくんさん 50代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

高齢の老後資金として必要な生活プランは、

高齢化社会や超高齢化社会などと言われて久しいが、昨今では新聞やテレビなどの文言として”人生100年時代”という言葉が巷に溢れています。 ここで、仮に100歳まで生き延びて生活していくための老後資金について、どのくらい必要なのかという事で様々な議論も交わされているようです。ところで、上記に関してお役所や行政機関では、老後の生活を送っていくためには、定年後の必要資金として30年間で凡そ2,000 万円の資産が必要ともされているようです。 公務員や上級サラリーマンならいざ知らず、我々のような庶民派はとてもじゃないが2000万円などという大金は持ち合わせていないし、今後も此のような大金を形成することは叶わないでしょう。そこで、安心できる老後プランとはどのようなものか、又、2000万円なるものの根拠も判りませんので、ご面倒ですが思いつくままで結構ですので宜しくお願いいたします。

男性30代前半 orimasaさん 30代前半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答

どの保険に入れば良いか悩んでいます。

主人の保険で半年前から悩んでいます。商品が多くて中々決められません。現在は夫、私二人で賃貸くらし。転勤族なので、どこかのタイミングで将来、住宅購入を視野に貯蓄しています。今後子供が増えた時点で別途保険加入するつもりです。老後のことも考えたら基本的には掛け捨てを避けたいですが、がん保険は掛け捨てしか無いですよね?現時点での落とし所としては、三大疾病保障終身保険、掛け捨ての死亡保険です。そこで、支払い完了から数年後に支払い総額より多めの解約返戻金が得られる保険と言うことで三大疾病保障終身保険が良いと思います。具体的にどこの商品がおすすめか、また最良の考え方のプランなどもあればアドバイスをしてもらいたいです。

女性20代後半 calove301さん 20代後半/女性 解決済み
高野 具子 1名が回答

老後のために副業をしたいがどうすればいいのか

現在56歳で、子供は2人いますが子供には子供の生活があり、上の子は結婚して、下の子もそろそろに家を出て独立する年齢です。子どもには頼りたくないですし、迷惑を掛けたくありません。ただ、私はパート勤務で正社員にもなれそうにないですし、フルタイムで働いていますが賞与もないですし退職金も出ないし、貰える予定の年金も少なく、このままでは老後が心配です。そこで副業をしたいと思っていますが、平日は仕事が終わってからは体力的に辛いですし、土・日は普段できない家事もありますので、できれば在宅でできるものをしたいのですが、いったい何からどのようにしたら良いのかわかりません。やはりパソコンを熟知していないと無理なのでしょうか?そこら辺のことを知りたいと思います。

女性50代後半 すかじゃんさん 50代後半/女性 解決済み
古戸 賢一 1名が回答