お金の増やし方稼ぎ方について

女性30代 tendonさん 30代/女性 解決済み

現在子供の教育資金のために積み立てニーサにて投資信託を始めました。貯金と学資保険と併用しています。どのくらいの割合で投資にあてるべきなのか迷っています。
また、2人の子供がいるのですが、いくらを目標にすれば良いかも漠然としてます。

現在は子供が小さいので私自身は扶養内でパートで働いていますが、2024年からの社会保険適応に合わせてもっと収入を増やしたいと考えています。その方法も副業を開始して現在の仕事と並行するか、正社員を目指して転職すべきか悩んでいます。

1 名の専門家が回答しています

矢口 充俊 ヤグチ ミツトシ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
40代後半    男性

兵庫県

2021/10/15

tendon様

ご相談頂きありがとうございます。
兵庫県姫路市のFP事務所 姫路Go-ForWardの矢口と申します。

教育資金のための運用面と働き方についてのご相談、それぞれお伝え致します。

◆教育資金のための運用
 『いくらを目標にすれば良いか』の答えは、お子様の目指す進路や現状で可能な資金配分、お子様が進学された時の収入で教育費に回せる範囲等々で変わりますので一概には言えません。目安として文部科学省のHPに掲載されている『平成30年度子供の学習費調査の結果について』や『私立大学等の令和元年度入学者に係る学生納付金等調査結果について』を参考に、積立てと言うことで高校と大学のデータをお伝え致します。

高校(3年間)
公立:1,372,140円
私立:2,909,733円

大学(4年間) 
国立:2,425,200円
公立:2,537,639円
私立:4,616,453円

上記をそれぞれ組み合わせると以下のようになります。
尚、大学は国立と公立はほぼ同じため公立のデータを使用します。

 (高校) (大学)
1. 公立 + 公立 = 3,909,779円
2. 公立 + 私立 = 5,988,593円
3. 私立 + 公立 = 5,447,372円
4. 私立 + 私立 = 7,526,186円

中央値の2.か3.を前提とし、在学中も収入から教育費に回せると考えると、一応の目標としては一人当たり約450~500万、お二人で900~1000万円としては如何でしょうか。
お子様の現在の年齢が分かりませんので、今から10年間で900~1000万円を貯めると仮定しNISA等積立て+運用を行う場合、平均の運用益によって積立額は以下の計算になります。

(前提:積み立てたその年は変動ゼロで、2年目以降複利で変動することとしています。来年から開始するとしたら、来年1年間積み立てたお金は変動ゼロで2年目から10年目までの9年間変動、再来年1年間積立てたお金は3年目から10年目までの8年間変動・・・となり10年目に積み立てたお金は変動ゼロとしています。)

月7万(年84万)円、変動+3% → 約 962.9万円(運用益122.9万)
月7万(年84万)円、変動+4% → 約1008.5万円(運用益168.5万)
月6万(年72万)円、変動+5% → 約 905.6万円(運用益185.6万)

世界経済の成長は長期で見ると平均約3%です。昨年のような上昇をする年もありますが、大きく下落する年もありますのでマーケットの変動を気にせずある程度の運用益を期待するなら3%くらいを目安に見ると良いと思います。
上記のシミュレーションを見ると、運用成績の平均が年3%なら積立ては月7万円と言う計算になります。もし運用益が上振れするなら積立額が少なくても良いという計算になり、年平均5%で複利運用出来るなら月々の積み立ては6万円でも900万円に到達できる計算になります。


◆働き方
 いろいろ試すことが可能であれば、正社員になる前に副業から始めてみては如何でしょうか。
 まずは副業を開始し、扶養から外れることになってもそれだけ売り上げが得られるなら正社員にならなくても十分な収入になるかも知れません。もしそうなれば正社員よりもtendon様にとって自由度の高い働き方が出来るのではないかと思います。
 もし副業をしてみて希望するだけの売り上げが得られなければ正社員になる、と言う選択肢も良いと思います。希望する分野が絞られているならその分野の仕事をしておけば、仮に売り上げがたくさんではなくてもその経験は正社員の採用面接や実務に活かせると思います。


それぞれについてお伝え致しましたが、お勧めとしてはキャッシュフローを作られると良いと思います。
実際の変化と時々見比べると軌道修正が必要か判断出来ますので、収入や運用成績、希望する進路(大学は私立だと学部や学校によって授業料が全く異なります)を反映することで目指す目標がどのように変わるかもより具体的に確認出来るはずです。

必要なタイミングで必要・十分な資金を準備するには計画的に進めた方が負担は少なく済みますので、tendon様にとって出来るだけ楽に余裕が持てるくらいの準備が出来ることを祈念致します。

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