私立中学や私立高校に実際にかかる総額費用を知りたい

男性30代 tokiyori875さん 30代/男性 解決済み

私は30代半ばの年齢の会社員です。年収は800万円で、専業主婦の妻と、小学生の子供が一人います。いまは賃貸マンションで生活していますが、近い将来、戸建て住宅もしくは分譲マンションを購入したいと考えています。
いま悩んでいることは、子供の進路についてです。子供は成績優秀なため、できれば私立中学を受験させてやり、中学・高校と私立の進学校で勉学に励んでもらいたいと考えています。しかし、一方では教育費について悩みもあります。各私立の学校では、ホームページで必要な入学金や年間の学費について公表しています。しかし実際には、頻繁に保護者に対して多額の寄付金を要請していると聞いています。この寄付金の部分が不安要素です。仮に中学と高校の6年間で、寄付金だけで300万円も必要となるようであれば、家計は破綻してしまいます。公にされている学費でさえ、公立中学や高校と比較すると2倍以上の金額が必要となるため、多額の寄付金要請に対しては対応不能です。
そこで質問です。私立の中学や高校に子供を通学させる場合、学費と寄付金を含めた費用は、総額でいくらになるのでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ご質問についてですが、まず私立の平均学費は総額ベースで中学なら約422万円(公立なら146万円)、高校なら291万円(公立なら137万円)となっています。また一概にはいえないものの、私立学校の寄付金相場は年10~30万円程度です。あくまで寄付金は「任意」であり、支払う必要は特にないのですが…断りにくいのも確かかもしれませんね。なお、入学後の任意の寄付金は「寄付金控除」に該当する可能性があります。これに該当すれば、2000円のみ自己負担ですが、残りは全額が寄付金控除として所得控除扱いです(上限アリ)。さらに、この寄付金控除を所得控除に代えて「税額控除」にできる場合もあります。簡単にいえば「大幅な節税」に繋がりますから、どのみち国に税金として取られることを思えば、積極的に寄付するのもアリかもしれません。ただし、寄付金控除を使うには確定申告が必要です。まずは、これらを知っておきましょう。
ご質問に絡めて、その先のお金についてもお伝えします。まず高校の先の大学費用ですが、私立文系4年間の平均学費は約700万円です。私立理系なら800万円程度になり、留学や留年・下宿なども含めれば1000万円程度になることもあります。仮にお子様が10歳で、大学までの8年で準備するとすれば一年あたり125万円、月々10万円ほど貯金が必要です。また先般、老後資金2000万円問題が話題になりましたが、一般的には倍の4000万円ほど必要であり、あなた様は年収も高めなので5000万円は見ておきたいといえます。これを60歳までの25年で準備するとすれば一年あたり200万円、月々17万円ほど貯金が必要です。つまり将来を見据えれば、私立の学費を支払いながらも大学費用と老後資金で月27万円の貯金が必要であり、さらに住宅購入資金も必要になります。住宅はフルローンを使うにしても、寄付金で家計破綻しかねない状態なら、ちょっと先々が怖いところです。目先も気になるでしょうが、できればその先にも目を向けて、ライフプランを立てていきましょう。
さらに、上記の将来への対策方法についてお伝えします。まずもっともおすすめしたいのが「奥様の再就職」です。働けない事情があれば別ですが、奥様の稼ぎを貯金に回すことで、大幅に家計を改善することができます。またあなた様も「副業」を始めるか、年収アップのための「転職」を検討することもおすすめです。今回の寄付金を通してお金の勉強をして、「資産運用」に挑戦するのもおすすめします。いずれにしても、目先の寄付金や学費も気になるでしょうが、その先のお金のほうがもっと気がかりです。あなた様は一般の方より年収が高めですが、だからこそ将来が危険ともいえます。ただ、まだ実行前のものも多く、十分に時間もあるので対処は比較的簡単です。ぜひ落ち着いて、一つずつ対処していきましょう。

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