2021/03/09

専業主婦が自宅住所を使用して起業した場合の扶養について

女性40代 ayapon17さん 40代/女性 解決済み

現在、自宅を利用して企業を検討している40代の主婦です。主人は公務員で、幼稚園に通っている双子の子どもがいます。私は起業に向けて準備をしていますが、当初はあまり収入を見込めません。そのため、主人の扶養になるべく長く入りたいと考えています。そこで質問が3つあります。

①私が、開業届を出してもある程度の収入が超えるまでは扶養に入り続けることが出来ますか。具体的には、扶養手当の受け取りと、厚生年金と健康保険の加入が不要扱いとして出来れば良いと考えています。

②私の仕事での収入がどのくらい超えたら、扶養からはずれますか。

③法人を作った後はプロバイダー利用料や、家賃として少しでも家にお金を入れたいと考えています。主人自身が副業をしているわけでは無いので、副業禁止の公務員の場合でも受け取りは可能でしょうか。

1 名の専門家が回答しています

横山 晴美 ヨコヤマ ハルミ
分野 起業・独立
40代前半    女性

埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。扶養について返答してまいります。

最初に、起業したあとも収入が一定以内であれば扶養に入り続けることは可能ですのでご安心ください。気になる扶養要件ですが、公務員の方の「扶養手当」、ならびに年金・健康保険の扶養要件は「年収130万円」が目安です。とはいえ、勤務先や加入している年金制度によって若干の違いがあります。扶養要件については勤務先に、年金・健康保険については加入先に確認していただくのが確実です。

また、ここでいう「年収」とは「所得」ではないので注意します。年収と所得の定義はそれぞれ次の通りです。

【収入とは】
会社やパートの場合:受け取った「給与」
起業者(店舗経営者やフリーランスなど)の場合:「売上げ」


【所得とは】
会社やパートの場合:給与であれば基礎控除や給与控除を差し引いたのちの金額
起業者(店舗経営者やフリーランスなど)の場合:売り上げから必要経費等を差し引いたのちの金額


扶養基準は「収入」で判断されますが、ご自身で支払うことになる所得税や住民税は「所得」で判断します。このあたりの違いを理解しておくと、起業後に混乱することがないでしょう。

いくらから所得税が発生するのかも気になるところだと思いますので、追記します。多くの人が受けられる基礎控除の額が「48万円」です。そのためまずは売り上げから必要経費を差し引いた額が48万円(基礎控除)を超える場合は所得税がかかる可能性があると考えてください。
所得税がかかる水準まで所得が増えると確定申告も必要になってきます。

※所得が2,400万円超の場合は基礎控除額が小さくなります。詳細は国税庁HPをご覧ください
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1199.htm


最後に、家にお金を入れることも問題ありません。ご自身で稼いだお金ですので、ご自身の希望に沿って使っていけます。ご主人の副業規定を気にされていますが、あくまでご主人への規定ですので、質問者様の収入は別に考えましょう。

本回答がお役に立てば幸いです。末筆ながら、事業のご成功を祈念しております。

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