保険について

Question

自分がなくなった時や病気やけがなどで言葉の受け答えができなくなった時に保険金を家族が受け取るときに、書類等の場所がどこにあるかわからなかったりどのような保険に入っているのか全く分からなかった場合にはどうしたらいいか聞いてみたいです。今家族全体でだれがどんな保険にはいいているかわからず別居している家族もいるため、すべてのか座奥の保険が把握できていません、いざだれかか入院したり亡くなった時はどのようにしてしらべたらいいのでしょうか。ずっとそのままの状態で保険料を払っていくだけになってしまうのか、そのへんのこともしりたいです、またどうしたらすべてをはあくすることができるのかしりたいです。事前に家族全員ではなしておくしかないのでしょうか。

松山 智彦 · Answer

まず、基本的な考え方として、被保険者や保険金受け取人は、加入している保険に何があるのかを知っておく必要があります。そうしないと、保険金が受け取れる状況になっても、手続きできない可能性があります。その部分をしっかりコミュニケーションを取って下さい。でも、諸事情でどうしても、そういったやりとりができない場合があります。その場合に備えて２つの方法があります。ひとつは、言葉で受け答えができない、筆記することができない場合などに備えて、加入している保険の「指定代理請求制度」を活用します。これは、医療保険などにおいて、被保険者が特別な事情があって、保険金等の請求ができない場合に、指定した代理人が保険金等の請求手続きができる制度です。この制度を活用する場合あらかじめ契約者は被保険者の同意が必要です。もうひとつの方法は、エンディングノートの活用です。これに加入している保険の概要や、財産の状況、万一の時の葬儀や供養の方法を認めることができます。エンディングノートは、高齢者が活用するものだと思われがちですが、万一は誰にでも起こる可能性があります。また、受け答えなどができない状況になることもあります。その場合に備えて、エンディングノートに、思いなどを認めておけば、家族などがその後の処理がスムーズに進めやすくなります。ぜひ、ご検討・ご活用ください。

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