最近流行している米国株への投資について

男性30代 sa2anさん 30代/男性 解決済み

最近米国株への投資が流行っているように感じます。雑誌などによると、米国に優れた人材が流入しやすく、経済成長が長期で続く点や経済政策や金融政策が巧みである点から、株価は一貫して右肩上がりであるというのです。確かに、ダウ平均などを見ると、右肩上がりであることが確認できます。しかしながら、今後このような成長を続けるのかという点については疑問を持たざるを得ません。成長が鈍化した場合は、為替の問題を考慮しなくてもよいパフォーマンスになるとはどうしても考えられないからです。このように、成長に対する懸念点と為替の影響などを鑑みるに、米国株市場への投資に二の足を踏んでしまいます。そこで、全世界株式へ分散する投資信託などの購入を考えておりますが、全世界株式であっても、米国依存であることがわかりました。そうすると、資産を株式で持つことは有利ではないと考えてしまいます。より優れた金融商品があれば、ご紹介いただけますでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/09

イノベーションを起こすような企業は米国で生まれやすいようです。規制が厳しくない点や一度の失敗は許されるような経済環境がスタートアップ企業を後押しをしているようです。日本にはこのような風土が根付かないのが残念です。全世界型株式投資信託のポートフォリオもこの状況を大きく反映し、全体の約70%が米国企業となっています。右肩上がりは米株だけにとどまっているわけではありません。世界経済の成長と共に株価は上昇しています。「日本の株式市場は?」と思われるでしょう。2000年に日経平均株価を構成する225銘柄が大きく入れ替えられているため連続性がなく、実際は比べられません。しかし、日経平均トータルリターン指数(配当込み)で見ると1989年のバブル時の高値を既に超えている都のデータもあります。
世界経済は今後も成長します。単純に世界人口が増え続けている間は需要は大きく減りません。また、人間には成長願望があります、現状の生活で満足しない気持ちが新たなイノベーションを起こします。企業であれば死活問題です。企業は利益を追求するために存在します。勤めている会社も利益の追求をしているはずですし、収益を伸ばそうと努力しているはずです。株式公開(上場)企業はもっとシビアです。一定期間収益が伸びなければ上場市場が格下げされたり、株価が急落し最悪資金繰り立ちいかず倒産する可能性すら出てきます。日本市場はまだ甘い環境ですが、米市場はかなりシビアなようです。どんな企業が過酷な生存競争に勝ち残れるか判断するのは難しいところです。
インデックスファンドの生みの親ジョン・ボーグル氏は「とにかく株式市場を全部買え、一旦株を買ったら株式市場というカジノから離れて、そのまま放っておきなさい。市場全体が入っているポートフォリオを永遠に持てば良い。インデックスファンドの役目はまさにそれだ」と言っています。現状ではインデックスファンドがベターな選択となりそうですが、アクティブファンドにも面白い銘柄はあるので是非探してみてください。長期的な視点では個別株よりパフォーマンスは良くなると思います。

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