どのくらいの貯金が必要なのか

男性40代 mash_4416さん 40代/男性 解決済み

これから生きていく上で、どのくらいのお金が必要なのかを知りたいです。それによって、これからのお金の貯め方が変わってくるので、詳細を知りたいです。老後2000万円必要とも言われていますが、実際のところはどのくらいの貯金をしておけば、老後も安心して過ごすことができるかを知りたいです。また貯金だけでなく、どういった方法でお金を貯めるのが効果的なのかを知りたいです。いろいろなお金の貯め方があるかと思いますが、効果的な方法はどういった方法なのかを詳しく知りたいです。毎月の貯金額はどのくらいが適切なのかを知りたいです。給料のどのくらいの金額を貯金すれば、老後も苦労せずに暮らすことができるのかを知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 お金の貯め方全般
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/03/09

「これから生きていく上で、どのくらいのお金が必要なのか」は、一人ひとり異なります。

①自分が生計を維持している家族(配偶者、子ども)の数・年齢
②家は持ち家か賃貸か、住宅ローンの残りは?
③住んでいる場所は?(都会と地方とでは生活のコストが違う)
④何歳まで働くか?
⑤今保有している資産(負債)は?
⑥将来貰える年金は?

「老後2000万円」というキーワードが一時期世間を賑わせましたが、あれはあくまでも平均の金額であって、裏を返せば「他人と同じことをしていれば大丈夫」という日本人の意識を反映したものと言えます。
今は「みんなで同じことをしれいれば安心」な時代ではありません。
自分はどう生きるべきか?という問題意識の無い人はこれから惑いながら生きることになります。こうやって自ら知ろうとする姿勢を持っている質問者様はそういう人たちと比べると一歩前進していると言えるでしょう。

本来であれば上記の要素を整理して、「ライフプランシュミレーション」を作成して、老後に備えて必要な貯蓄額を算定していくところですが、今回は簡単にご説明させていただきます。


まず大前提として、今現在の「日常生活費」について金額を把握しておくべきでしょう。
その金額と、⑥の差額を算定してください。
⑥については、「ねんきんネット」で試算できます。登録まで少々時間がいりますが・・・
https://www.nenkin.go.jp/n_net/

もし今の家が持ち家で、働いている間に住宅ローン完済できる見込みであれば、それは除外して考えていいでしょう。
お子さんを養育されてるようでしたら、大学を卒業すれば授業料などの負担は発生しませんので、同様に除外して考えましょう。

例えば今の生活費が25万円、将来貰える年金月額が17万円だったとしたら、その差額をどうやって埋めるのか?というシナリオを自然に考えるようになると思います。
普通に考えればその分を貯金するという考えになるのでしょうが、今の支出を見直すことで同様の効果があります。「いくら貯めるか」ではなく、「いくら収支を改善するか」なのです。

また、老齢年金は65歳から支給されますが、それ以降も働いて収入を得ることが出来れば老後の生活はかなり楽になります。実際、今でも65歳過ぎて何らかの仕事をされている方は非常に多いです。65歳になってから仕事を探すのと、今から準備しておくのとでは実入りがかなり違います。

あと、今お住まいの家が賃貸でしたら、その点を第一に考えるべきだと思います。例えば家賃7万円の物件に住んでいたとして、今40歳の方が100歳まで生きるとすると、住宅関連のコストだけでも7万円x60年x12カ月で5,460万円かかります。2,000万円どころではありません。老後生活になる前にランニングコストのかからない住居の確保を考えるべきでしょう。

繰り返しになりますが、人生に必要なお金は一人ひとり違います。是非、ファイナンシャル・プランナーに相談して将来の設計図を作ってください。

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