老後の生活のために

男性40代 k_shun_ichi1218さん 40代/男性 解決済み

以前に、老後の生活のためには年金とは別に2,000万円もの貯金が必要になると報じられたことがあった。それは「今現在」のことであって、もし自分が老後をむかえるということになると、もっと貯金が必要になってくると思う。そのためには、ただ貯金するというだけでなく、今のお金・資産を増やすということが必要になってくると思っている。しかし、よく耳にする資産運用というものが、自分にとって、どのようなメリットがあり、どのようなものがあっているのかということが全然分からない。ファイナンシャルプランナーという視点からどのようなものの種類があり、それぞれの資産運用方法のメリット・デメリットをわかりやすく表示してもらえないものか。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 その他資産運用
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ご質問についてお伝えします。まず先般、国が発表した老後資金2000万円問題ですが、これはどちらかというと「せめて・最低限」といった意味合いです。実際の老後資金は、一般的に倍の4000万円程度が必要になります。同時におっしゃる通り、特にコロナの影響もあって、今後はさらに必要な額が増えるかもしれません。できれば余裕を持って、60歳頃には5000万円ほど貯められるよう備えておければ理想的といえます。また資産運用とは色々とありますが、総じて「リスクを取ってリターンを追求するもの」です。資産運用の種類などによってリスクが違い、リスクを取るほどリターンも増えやすくなります。しかしやはりリスクがあるため、必要最低限のリスクを計算して運用するのが基本です。このため、まずは貯金のままではいくらくらい不足するのかを計算し、その不足に見合った資産運用方法を選ぶのが基本になります。最初に、このあたりの基本をしっかり押さえておきましょう。

さらにご質問についてお伝えします。仮に5000万円を60歳までの約19年で準備するとすれば、一年あたり約263万円、月々22万円ほど貯金が必要です。極端な話、貯金だけでこの金額を準備できるのなら資産運用は不要といえます。また資産運用はリスクを取るほどハイリターンですが、初心者がいきなりハイリスクなものを選ぶのは無謀ですから、そういう意味で取れるリスクも限定的です。取れるリスクを上回る部分については、どうしても貯金そのものを増やす必要があります。ちなみに19年後に5000万円を5%運用で準備するとすれば、現在の貯金額なら約1979万円、積立なら一年あたり約164万円、月々14万円ほど必要な計算です。仮に今は貯金がゼロなら、最低でも月14万円は貯金が必要ともいえます。なお、この5%運用というのは相応の「投資信託」での運用を想定しており、この利率を下回るものは生命保険、上回るものは株式投資や不動産投資、FXあたりが代表例です。あなた様に合う合わないもありますが、まず必要な利率やリスクの観点でも考えてみましょう。

上記について、少し補足させて頂きます。上記の通りあなた様の場合、資産運用するにしても最低でも月14万円ほどは貯金が必要です。そして月14万円も、誰もが簡単に貯金できる金額ではないといえます。もし貯金額が大幅に足りない場合は、資産運用の前に「転職」あたりを検討すべきかもしれません。あるいは老後資金準備が間に合わないことも見越して、「独立」への準備を進めることも一つの手です。老後対策は資産運用だけが方法ではありませんから、こういう方向性でも検討してみましょう。いずれにしても、確かに老後資金は一般的に2000万円では足りず、5000万円ほど見ておいたほうが安全です。ただ、5000万円をゼロから準備するなら資産運用をするにしても月14万円ほど貯金が必要になります。そもそもの貯金額が足りないなら、年収を上げて貯金額を増やすなども必要です。転職や独立も視野に入れ、様々な方法で老後に備えていきましょう。

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