終身保険と医療保険はどちらがいいのか?

男性40代 なんだかなぁさん 40代/男性 解決済み

自分たち夫婦は、現在同じ保険会社の「終身保険」に加入しています。加入して5年ほどしか経たないので、保障内容は先進のものになっていると思うのですが、あと5年したら、先進医療などの内容も変わっていると思います。終身保険は、その時に加入している保障内容と変更がないと保険のスタッフに言われたのですが、「それなら毎年更新する医療保険の方が先進医療を受けれるのではないか」と感じています。そこでFPに質問です。終身まで安い保険料で保障してもらえる終身保険と毎年、先進医療の保障内容に変更できる医療保険はどちらの方がいいのでしょうか。個人的には、終身保険でも医療保険でも保険料が安い方が助かります。どちらの方が保険としてお得なのでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 生命保険・終身保険
50代前半    男性

全国

2021/03/09

文意より、医療保険の「終身型」と「定期型(更新型)」の比較ということですね。
どちらの保険料が安いのか、どちらがお得なのかという点に関しては、一生涯を終えてみないと結果はわかりませんので、現時点で単純な比較は不可能です。
それでもあえてお答えするとしたら、もし医療保険に一生涯入り続けたいというご意向であれば、以下の理由により、総合的には終身型の方が安くなる可能性が高いのではないでしょうか。
もし定期型(更新型)を選択した場合、今後大きなご病気をされた場合には、その後更新するときに保険料が割高になる可能性があります。また、将来の公的医療保険制度が現行の水準を保てない場合、民間医療保険の保険料は現時点よりも割高になるかもしれません。さらに、将来インフレ(物価の上昇)が進むなら、現時点の終身型で保険料を固定しておくことに利点があるでしょう。
ちなみに、一生涯で考えてさらに安くなる可能性を追求したいなら、終身型で、保険料の支払いが終身ではなく60歳で終わるタイプなどを検討されるのも一案です。
一方で、医療の技術や制度は今後も変化していくと考えられます。
ご相談者さまが常に最新の保障内容で備えておきたいというお考えを優先されるのであれば、定期型(更新型)が適しているという結論になります。
結局、終身型と定期型(更新型)のどちらがいいのかという問いに対し、絶対的な根拠をもってお答えすることは困難です。
いずれにせよ、私は終身型でも定期型(更新型)でもなく、医療保険に入らずに自分の口座に積み立てておくことが最も合理的であると考えます。
そもそも保険とは、その保険の対象となる事態が起こったときに、手持ち資金では対応できないほどのお金の負担が発生すると考えられる場合に、不足分のみを必要最低限で補うためのものです。
賛否あるかもしれませんが、日本の公的医療保険制度は充実しています。仮に1か月あたり数十万、数百万円単位の治療費がかかったとしても、自己負担の上限は数万円程度に抑えられるのです。
人が生きていくうえでは限りないリスクが存在します。それらに幅広く保険で備えようとすればするほど、保険料の負担が増えていく一方です。
保険料が安い方が助かるのであれば、保険に入らなければよいのです。
保険会社に保険料を支払うのではなく、何にでも使うことができる預貯金等で備えることが、最も望ましいのではないでしょうか。

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