死亡保障の適正額

Question

今、生命保険を見直そうかと悩み中です。夫は48歳会社員、年収５００万ほどです。子供は高校生１人、中学生１人、家は持ち家です。ローンは後１６年残っています。今は掛け捨ての生命保険ばかりに入っていて、夫の死亡時に2000万受け取れるようになっていますが、子供も大きくなり、家も持ち家であることからそこまで保障はいらないのでは?と思い始めています。10年ごとに更新になる保険で、そのたびに保険料が上がっていきます。６年ほど前に一回目の更新になり、それまでの倍の保険料になってしまい、次の更新の時は考えないといけないなとは思っていましたが、現在私が失業中であるため、今、少しでも家計をスリム化したいと思っています。ですが、子供たちが今から学費のかかる年齢になることもあり、そうなるとこのままにしておいた方がいいのか?どうするのが一番ベストなのかFPのに聞いてみたいと思っています。

園田 武史 · Answer

ご質問いただきありがとうございます。そのだFP事務所の園田です。更新型の保険に入っていて、見直しをどうすれば良いか知りたいということですね。まず改めて考えていただきたいのは、死亡保障の現在の金額2,000万円という数字が必要な保障金額に合っているのかということです。本来、必要な保障金額は年々減っていくのが自然なのです。なぜかと言いますと、毎年の生活費は、毎月、毎日払い終えていくため、その分の保障は減らしていっても問題ないということになります。そうなると、毎年保障を減らす手続きをするということになりますが、管理が大変だと思われます。最近では、そのような現状に合わせた保険商品もございます。収入保障保険という商品がそれです。2,000万円といった同額の保障を持ち続ける商品に比べて、無駄な保障を削れるため、保険料は安く済むのです。毎月の給料の代わりになる保険を用意するといった内容です。あとは保障期間をどうするかですが、お子様の独立する年齢に合わせるのが一般的です。また、医療の特約が付いているようであれば、そちらの見直しも検討する必要があるでしょう。

お金の専門家

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