老後の生活を見据えての医療保険等の見直しと選別

男性60代 terichanさん 60代/男性 解決済み

40年ほど会社生活を続けてきたなかで、多種保険に加入しています。生命保険・傷害保険・火災保険・医療保険・がん保険・個人賠責(自転車保険も含む)など。生命保険は終身保険(積立)と定期保険(掛捨)を併用しており、終身保険は払込期間満了です。さて、すでに定年を迎え、基本的には年金生活ですが、今はちょっとした嘱託的アルバイト程度の軽い非常勤の仕事程度です。子供も独立して、保険の見直しをしようと思っています。ただし2人の子のうち1人は非正規職員なので、まだまだ安定度はなく、また当方夫婦も生活は苦しいほどではなくとも、楽とは言えません。老後ということも考えて医療保険系の見直しに迷いがあります。年齢が増すと保険料も高くなることや、告知義務を考えるとちょっとした持病(今のところ脊柱管狭窄症ぐらいですが、年齢を重ねるにつれ体のいろいろな部分が弱ったり不具合が出やすかったりします)がネックになるのではと気になったり、思い切った見直しをできずにいます。さらに今年になってコロナ禍に対応した保険も必要にも思えます。契約している保険会社(含む共済)はバラついているので、1本化したほうが割安で担保範囲も広がるようにも思えますが、過去の保険金請求歴の少ない実績は乗り換え会社で引き継げるかなども不明な点です。いろいろな不明点もあるので、一般論としてどういう点を考慮して見直しをすべきかをご教示いただければと思っています。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 医療保険・がん保険
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/03/09

一つひとつについて回答させていただきます。
・生命保険
終身保険のほうは、払込期間が満了しているとのことですので、そのままでいいと思います。
積立型とのことですので、将来まとまったお金が必要な場合には、解約して払戻金を得るのも手でしょう。
定期保険のほうは、お子さんの1人の収入が少ないということでしたら、続けるのも一つの選択肢と言えなくはないですが、質問者様の現在の収入がお子さんの生計の支えになっているという訳でないのであれば、必要性は高くはないと思います。また、定期型の保険ということであれば、10年ごとに更新となり保険料が高くなるケースが多いので、少なくとも次の更新は行う必要は無いのではないかと思います。

・傷害保険
それほど保険料が高い訳ではないと思いますので、このまま続けても良いのではないかと思います。
個人賠償保険はこれとセットになっているのではないでしょうか?(個人賠償保険というのは単体では入れません)

・火災保険
いわゆる火災保険は、火災や風災などを対象とする「住宅火災保険」と、これに加えて水彩や盗難なども対象になる「住宅総合保険」があります。これに「地震保険」を付帯で加入することも出来ます。また、家財の保険は建物の保障とは別となります。この部分については、むしろ必要な保障が備わっているかどうか確認して不足しているようですと見直したほうがいいと思います。


・医療保険・がん保険
既に終身型の保険に加入されていて、かつ持病をお持ちということであれば、今のままにしておいたほうがいいと思います。ただ、共済型ですと基本的には保障は65歳まで、以降は継続できるとしても保険料が上がる、もしくは保障が下がるということになりますので(それでも80歳くらいで保障が終了したりする場合もあります)、不安でしたら終身型の一生保険料の変わらない保険で、かつ持病があっても申し込める「引受基準緩和型保険」への加入を検討してみてはいかがでしょうか。保険料は普通の医療保険よりも割高ですが。この手の保険は、会社によって引受基準や保険料が違いますので、複数社の保険を比較検討することをお勧めします。

コロナにより入院ではなく自宅療養を命じられた場合でも、入院と同様の取扱をしている保険会社は多いです。先ずは今の保険会社の対応を確認してみてはいかがでしょうか。
保険というのは加入時の年齢や保障内容に対して保険料が決まるので、まとめたから安くなるということはありません。問い合わせ窓口を一本化することで請求の時の手間は減るかもしれませんが。
新しく見直す場合、保険に加入できるかどうか(通常の医療保険・がん保険に入れるかどうか)過去の保険金請求歴というよりは、現時点での健康状態によって決まります。今の保険会社も当然見直し先の対象にはなるとは思いますが、あくまでも候補のうちの1つということになると思います。

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