介護に携わる人たちの待遇は今後良くなるのか?

男性30代 263823さん 30代/男性 解決済み

日本は少子高齢化の社会になってきていると言われています。そして、その傾向は今後も続くのではないか?と言われていて、高齢者の割合はどんどん高まっていくと思うのです。すると、高齢者にかかわる仕事への需要が高まると思うのですが、やはり代表的なのは介護関係だと思います。こういった仕事はあまり待遇がよくないというイメージがありますけど、需要自体は今後どんどん高まっていく一方でしょうから、そういう未来予測の中では、介護関係の職に就いている人たちの待遇は全体的に良くなっていくのか?というのが気になっています。待遇というのはいろいろな面に見出せますが、特に給料面について知りたいと思います。給料が今後高まっていく傾向は見出せるのか?について教えてほしいです。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 仕事全般・転職・退職
50代前半    男性

全国

2021/03/09

結論から申し上げますと、介護職の給与水準が今後目に見えて高まっていくことは、あまり期待できないと考えています。
なぜなら、介護職の給料の原資は、その大半がみんなが納める税金と40歳以上の人が支払う介護保険料でまかなわれているからです。
私は介護事業所を運営しておりますが、一所懸命働いてくれている従業員の給料を少しでも上げていきたいのは、切なる思いです。しかし、簡単なことではないのです。
税金や保険料を主に負担するのは、働いて収入を得ている「現役世代」です。
おっしゃる通り日本は「少子高齢化」に歯止めがかかりませんが、より正確に申し上げると、高齢者数ももちろん増加していきますが、それ以上のペースで現役世代が激減していくのです(その結果、おっしゃる通り高齢者の「割合」が急上昇していきます。また、少子化が止まらない限り、現役世代の減少はいつまでも続きます。さらに、少子化が止まったとしても、働き始めるまで20年ほどかかりますから、現役世代の減少が止まるのはそれ以降です)。
このような状況でも給料を上げていくためには、税金や保険料の負担を増やしていく以外にはなかなか難しいというのが現実なのです。
実際、税収に占める割合が最も大きい消費税の税率を上げたり、所得が高い人や資産が多い人により多く税金を負担してもらおうとしたりして、政府は必死です。しかし、働き手が減り続けることの影響がとにかくすさまじいのです。
とはいえ、介護のお仕事は、おっしゃる通り需要自体はますます高まっていきます。給料が大きく伸びることは難しいかもしれませんが、仕事がなくなることは考えにくいでしょう。
いかなるお仕事も世の中で一定の役割がありますが、介護のお仕事も同様です。もちろん給料はとても大切ですが、お仕事の中身にぜひ関心をお持ちいただければ嬉しく思います。

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