これから先の年金はもらえるのか?

男性40代 tanrei720さん 40代/男性 解決済み

コロナもなかなか終息しないこの世の中。
税金を大量投入しての補償。
ますますこれから先の年金が心配になってきております。
私は41歳会社員で厚生年金に加入しております。
妻、娘と3人くらしです。
貰えるか分からない年金ですが給料から先に引かれるのでどうしようもありませんね。
知り合いの自営業を営んでる人は国民年金は払って無いというのがほとんど。
将来貰えるか分からないものだしとりあえず今現在生活するにもコロナ禍の中大変だそうです。
私はコロナによって仕事が減るような業種ではなかったのが幸いでした。
でもこのままの経済ですと老後の貯蓄もしておかないと思う今日この頃です。
ならばと個人年金に加入したいと思うのですがいろいろ保険会社もあり選び方がなかなか分かりません。
この部分を重視すればいい等あれば教えていただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 年金・個人年金・iDeco
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容を一通り目通しさせていただき、質問者様は、老後生活資金について心配を抱えており、そのお金を準備したいことを確認しました。

そして、老後資金を準備するための手段として個人年金保険に加入することを検討しており、どのような部分に重視をするべきなのかについて知りたいことも合わせて確認しております。

結論から申し上げて、質問に対する回答と異なる部分があると思うのですが、個人年金保険ではなく「iDeCo(個人型確定拠出年金)」に加入した方が、質問者様にとって有利になると考えます。

その理由は、以下の通りです。

1.節税効果に大きな違いがあるため

老後資金の準備について、個人年金保険ではなくiDeCo(個人型確定拠出年金)をおすすめする1つ目の理由は、節税効果に大きな違いがあるためです。

たとえば、個人年金保険およびiDeCo(個人型確定拠出年金)の掛金について、毎月1万円ずつ支出しているものとし、1月1日から12月31日までの1年間における所得控除の違いは以下の通りです。

・個人年金保険:40,000円(生命保険料控除)
・iDeCo(個人型確定拠出年金):120,000円(小規模企業共済掛金等掛金控除)

上記は、所得税における所得控除の違いを比較したものです。

個人年金保険に加入し、1月1日から12月31日までの1年間で支払った保険料は「生命保険料控除」の対象となるのですが、生命保険料控除の計算上、年間80,000円を超えて保険料を支払った場合、所得控除は、一律40,000円となっています。

一方、iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入し、1月1日から12月31日までの1年間で支払った掛金は「小規模企業共済等掛金控除」の対象となるのですが、小規模企業共済等掛金は、1年間で支払った全額が所得控除の対象となるため、所得控除は、120,000円(10,000円×12ヶ月)となります。

同じ120,000円というお金を支払い、かつ、老後資金を準備する目的が同じであるのであれば、多くの節税効果が得られるiDeCo(個人型確定拠出年金)の方が個人年金保険に比べて得策だと言えます。

2.将来の資産形成金額に大きな差が生じる

質問者様は、現在、41歳ということで、仮に60歳になるまでの19年間に渡って、同じ金額を支払った場合における将来の資産形成金額は、個人年金保険を選ぶのか、iDeCo(個人型確定拠出年金)を選ぶのかによって大きな差が生じると推測されます。

ちなみに、iDeCo(個人型確定拠出年金)を活用し、毎月10,000円、19年間積立、想定利回り5%で計算しますと、19年後の概算資産形成金額は約379万円です。

個人年金保険に加入するのであれば、上記概算金額よりも多くのお金が得られる期待がなければならず、現状、かなり難しいものと思われます。

おわりに

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、将来の老後資金を準備するために優れた制度であるため、お金の使い方1つで、長い目で見た時、得にも損にも転がることを意味します。

特に、今回の質問者様の場合、正にその典型とも言えます。

具体的には、同じ金額のお金を個人年金保険ではなく、iDeCo(個人型確定拠出年金)へ変えるだけで、長い期間に渡って大きな節税効果を得られながら、まとまった老後資金を準備できるわけです。

なお、iDeCo(個人型確定拠出年金)についてわからない場合は、専門家であるFPへ詳しく聞いて、アドバイスを求めるのが望ましいと言えます。

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