iDecoは引き出し不可期間があるが利用した方が良いのか

男性30代 DangoMaaaanさん 30代/男性 解決済み

老後の生活に備えるべく、iDecoに目を付けました。目を付けた理由は、iDecoを利用すれば、税金が安くなるメリットがあるため、とても良い制度であると思ったのがきっかけです。しかしながら、iDecoの制度内容をよく読むと、60歳まで引き出し不可能との記述がありました。60歳までの間、資金が必要となった場合、使い勝手としてはいまいちなのではないか、という不安が生じています。老後に備えるためとはいえ、60歳までお金を引き出せないiDecoを利用することは、大きなリスクを抱え込むように考えています。iDecoを利用した方が良いのかどうか、現時点では判断がつかないため、お金のプロに相談したいと考えました。iDecoよりも、引き出しがいつでもできるNISA利用の方が良いのではないかとも考えております。iDecoの利用是非について、ご教授頂きたいです。

1 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/03/09

iDeCoのメリットは、運用益が非課税であること(正確には、引き出し時まで課税が繰り延べさせる)、掛金の全額が所得控除(小規模企業共済等掛金控除)の適用が受けられること、引き出し時に一時金での引き出しの場合は退職所得、年金受取の場合は雑所得だが公的年金等控除が適用されるという税制上かなりの優遇を受けることができます。しかし、ご指摘のとおり自助による老齢年金をめざした制度なので原則として60歳まで引き出すことができないというデメリットがあります。せめて、銀行預金や生命保険などにある一定範囲まで貸付が受けられる制度があればと個人的には思っています。一方NISAは、運用益が5年間非課税が適用されるのがメリットですが、適用される金融商品は株式および株式投資信託と限定されています。さらにつみたてNISAの場合、非課税期間が20年ですが、株式投資信託のうち積立に適した一定のものに限定されています。ただし、NISAの場合は途中で解約、引き出すことが可能です。なので、老後生活資金の確保することを目的とするのであればiDeCoに、60歳以前に資金を必要とするものがあれば、つみたてNISAにするのが良いかと思います。まずは資金の用途を明確にしていただければと思います。因みに、それぞれ別の制度なので、併用することも可能です。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

付加年金と確定拠出年金制度を効率的に組み合わせるのはどうしたら良いのでしょうか。

フリーランスとして働く機会を得られたので、厚生年金への加入期間は10年未満と短い状態です。国民年金基金に加えて付加年金を追加しようか悩んでいますが、自営業という定年が存在しない働き方だからこそ、確定拠出年金制度を利用して老後資金の積み増しを行いたいと考えています。付加年金による積み増しを重視すべきか、確定拠出年金制度を活用して余力がある範囲内で継続的に年金支出額を増やすべきか悩んでいます。なぜなら、10年後を考えた時に、日本国内に必ずしも住居を残しているとは限らないからです。テレワークで大半のことが住んでしまうので、気候が暖かい地域への移住も考えています。冬場の雪下ろしが大変というだけでなく、どうせ移住するなら煩わしい人間関係を避けたいと考えたからです。

男性40代後半 ラッシーさん 40代後半/男性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

貧困老人にならないための資産形成

数年前に世間でニュースになっていた「2000万円問題」ですが、私たちくらいの年代の人間が60歳、65歳になるころには年金もたいして期待できないでしょうし、年金破綻なんてことまで言われています。先々の老後の資金のために何かしておきたいと考えています。しかし、資産運用などの実績も知識も資金もなく、何をどうすれば老後対策になるのか理解できていません。金融商品は知識が必要だと思いますし、毎日チャートを日中には見ることが出来ません。当然銀行金利などは何にもならず、iDeCoやNISAなどが良いのかなと考えています。しかし、詳しい仕組みを理解できていません。貧困老人だけはなりたくないので是非お知恵を拝借したいです。

男性40代前半 kichiken1031さん 40代前半/男性 解決済み
中村 真里子 1名が回答

年金額について

現在自営業で国民年金に加入しておりますが持ち家はなく賃貸の家賃、携帯代、子供の進学などで貯金も思うようにできていません。また、自営業のため収入が不安定なこと、将来性が不安なこと、退職金を期待できないことから老後は年金に頼った生活となりそうです。そもそも年金制度自体も不安です。定年延長や年金額の2割削減など噂されていますが老後を迎える20年後に年金制度ははたして機能しているのでしょうか老後にもらえる年金額で生活できるか不安です。老後の貯金は2000万円ないと生きていけないと聞いたことがありますが貯金はどの程度あればいいのか、株式や、不動産などの資産運用を考えたほうがいいのかいろいろと不安です。

男性40代後半 shinjikawamuraさん 40代後半/男性 解決済み
岡崎 成吾 1名が回答

周りで確定拠出年金iDecoを始めているけれど、自分も始めたほうがいいのか

40代の派遣社員です。最近、若い世代ではiDeCo(確定拠出年金)の話題でもちきり。始めている人が増えているそう。コロナショック後のアメリカ株、日本株の高騰で利益が出たとの声も聞きます。「20代や30代は定年まで時間があるから全額株式に投資できるけど、いざ自分は?」と思うと、何の商品を選んだらいいのか、迷いどころ・・・。iDecoを始めたくても、投資する会社を選び、書類を請求し、その書類を派遣会社に提出し承認を得て、投資会社に送付する、とやることが多すぎる・・・。まずどこの投資会社を選んだらいいか、投資商品も40代にはどのようなものがいいのか、株式でもいいのか。株式でも色々あるのでどのような商品がいいのか。また、債権や安定志向の商品がいいのか。具体的なアドバイスが頂けると嬉しいです。宜しくお願い致します。

女性50代前半 れいわさん 50代前半/女性 解決済み
細川 豪 1名が回答

生活保護と年金はどっちがお得なのか?

以前、年金よりも生活保護の方が得なんじゃないか?という話題が日本に存在したと思いますけど、これは実際どうなのでしょうか?生活保護に関しては審査があるため、希望しても必ずしも支給されるわけではない点が最大のデメリットだと思います。また、受給を開始すれば無期限で支給され続けるとも言えません。そういった点で、生活保護は年金と比べると明らかに致命的な側面を持っていると思います。もちろん、年金にも生活保護と比較したときのデメリットはあるはずですから、そこを含めて生活保護と年金は総合的にどっちがお得なのか?それともどっちもどっちという感じで、あまり変わらないのか?についての意見を聞いてみたいと思うのです。

男性30代後半 denkiirukaさん 30代後半/男性 解決済み
小林 恵 1名が回答