サラリーマンから独立した際に発生する税金

男性20代 lasterworld06さん 20代/男性 解決済み

現在会社員として勤めて2年目になります。
今年の9月に会社を辞め、12月まではフリーで活動し、1月から独立を考えているのですが、この際年末の確定申告はどのように行えばよろしいでしょうか?

また、サラリーマンから独立になった際に自ら支払わなければいけない税金関係は何がありますでしょうか?

また、現在副業として、webライター、販売代理店をしているのですが、税金が発生するのはどのタイミングからでしょうか?
ちなみに収入は年間で10万円もいっていないので、この場合は申請しなくてもよろしいでしょうか?
また、今後短期バイトで独立資金を貯めようとも考えているのですが、その場合はまた別で申請が必要でしょうか?

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容を一通り確認させていただき、質問が令和2年にあったことから、質問にある「今年」を令和2年としてそれぞれの質問に回答をしていきます。

Q.今年の9月に会社を辞め、12月まではフリーで活動し、1月から独立を考えているのですが、この際、年末の確定申告はどのように行えばよろしいでしょうか?

A.今回の場合、9月に退職をした以前の勤務先から退職に伴う源泉徴収票の交付を受けていると思われます。

また、10月から12月までのフリーでの活動において、仮にアルバイトやパートをした場合は、給与所得、質問にある副業にかかる収入は、雑所得として、確定申告をする必要があります。

なお、令和2年度の確定申告期間は、原則として令和3年2月16日から令和3年3月15日までとなっており、この期間に確定申告書を作成して税務署へ提出する必要があります。

Q.サラリーマンから独立になった際に自ら支払わなければいけない税金関係は何がありますでしょうか?

A.仮に独立して事業を営み、1月1日から12月31日までの1年間において、所得が生じた場合、その所得に応じた所得税および住民税を納める必要があります。

会社員の時は、給与からの天引きでしたが、個人事業主は、上記税金をご自身で納付期日までに納めなければなりません。

また、国民健康保険税および国民年金も納付書に記載されている納付期日までにご自身で納めていく必要がある点に注意が必要です。

Q.現在副業として、webライター、販売代理店をしているのですが、税金が発生するのはどのタイミングからでしょうか?

A.先に回答をしましたように、仮に独立して事業を営み、1月1日から12月31日までの1年間において、所得が生じた場合、その所得に応じた所得税および住民税を納める必要があります。

この時、所得税は確定申告期限にあたる3月15日までに納める必要があり、住民税は、6月頃にお住いの市区町村から送付される住民税の納税通知書に基づいて、定められた期日までに納付することになります。

Q.ちなみに収入は年間で10万円もいっていないので、この場合は申請しなくてもよろしいでしょうか?また、今後短期バイトで独立資金を貯めようとも考えているのですが、その場合は、また別で申請が必要でしょうか?

A.質問者様の場合、給与所得と雑所得の2種類の所得があり、雑所得は10万円を下回る程度とのことですので、厳密に言えば、確定申告をする必要がありません。

ただし、年末調整がなされていないことを考慮しますと、確定申告を行い、たとえば、生命保険料控除や国民年金や国民健康保険を納めた際に適用できる社会保険料控除などを適用することで、納めすぎた所得税の還付が受けられるものと推測されます。

加えて、わざわざ住民税の申告を別途する必要もないため、副業収入も含めて確定申告をなされるのが最も望ましいと考えます。

なお、今後、短期のバイトを行った場合、その収入は給与所得となりますので、ご自身が独立して得た事業の収入(事業所得)と給与所得をそれぞれ確定申告でまとめて申告をすることになります。

おわりに

独立して事業を始める上で、確定申告は毎年行わなければならないものになるため、はじめの内から正しい確定申告方法や節税方法について、専門家を通じて学んでおくことを強くおすすめ致します。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

住宅購入時の各種税金、控除は?

40歳代 男性 フリーで仕事をしている者です。現在は独身です。現在東京郊外に一戸建住宅を今後購入するか検討しており、購入時の税金及び控除がどの様に掛かるのか知りたいと思います。検討住宅は土地凡そ40坪位、建物は25坪~30坪位を検討しています購入時の税金は消費税は分かるのですが、建物のみに消費税が掛かるのか、土地、建物全体的に課税の対象になるのかが疑問になります。購入時の自動車購入の時の感じで、取得税が掛かるのか、固定資産税の新築控除は適用になるのか中々疑問で是非お聞きしたいです。住宅購入の現在行っている給付金などの対象になる条件はあるのかも疑問に思っております。耐震性や高気密住宅なども控除や給付金なども適用も有るのか是非お答え宜しくお願い致します。

男性40代前半 パテマさん 40代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

国民健康保険料が高すぎます。

上場会社を退職し、年金受給者となり、市役所に国民保険料の申請をしました。会社にいた時にはあまり気にはならなかったのですが、年金受給者になった現在は月15万円程度しか貰えないのに、銀行から毎月2万円近く引き落とされて、ものすごく痛いです。生活費の10%以上の費用です。そして、最近、年金から天引きされるようになりました。年金の支給の年の後半に天引きです。年間分をまとめて分割して引かれてますが、それが引かれると、年金がかなり減ります。病院に行くから仕方のないことですが、生活費を圧迫しています。福祉国家である日本が老人に優しくない気がしますが、何か減額する方法はありませんか?また、それについて申請する方法など教えて下さい。

男性60代後半 cxytf098さん 60代後半/男性 解決済み
森 泰隆 1名が回答

日本の消費税の税率が今後下がることはないのか?

私たちにとって最も身近な税金はやはり消費税ですけど、この消費税に関しては政治家の一部がたびたび引き下げを主張しているのを目にします。日本では過去に何度か消費税の税率は引き上げられてきましたが、引き下げられた記憶はないです。だから、現実的にこの先消費税の税率が下がる可能性は相当低いのではないか?と思いますけど、そういう可能性は全くないのでしょうか?それとも少なからずあるのでしょうか?あと、日本以外の国では消費税にあたる税金において、税率が下がったことはどれだけあるのか?という点についても教えてもらいたいです。消費税は日常的に常に払っている税金と言え、数%程度の税率の差でも如実に家計に影響を与えるはずです。だからこそ、引き下げの可能性が気になります。

男性30代後半 263823さん 30代後半/男性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答

税金の種類について

今は会社員を行っていますが、のちのちは個人事業主のような形でフリーランスになりたいと思っています。もちろんそのためにはこれからは個人で様々な税金を納めなければならないと思います。しかし、どの税金を納めなければならないのか未だによく分かっていません。やはり個人になるので税金の納め方も上手くしていきたいと思っています。よく聞くのが芸能人やスポーツ選手が税金の報告ミスを報道されたり、海外に会社を持って節税をしたりしていると聞きます。それをするつもりは今のところはありませんが、あれはどのような方法で行っているのか知りたいです。税金を上手く納めるコツや納めなければならない種類を教えてほしいです。もしも報告漏れがあればどのような事になるのでしょうか。

男性20代後半 yuziroさん 20代後半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

確定申告の仕方がわかりません。

現在は専業主婦ですが、もう少ししたら働こうと思っています。その時、フリーランスで働こうと思っているのですが、その場合の確定申告の仕方がわかりません。配偶者の扶養範囲内で働こうと思っているのですが、その場合でも確定申告は必要なのでしょうか。必要な場合、どのように手続きをしたらいいのでしょうか。教えていただきたいです。

女性30代前半 のらさん 30代前半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答