老後資金の貯め方

男性40代 taae0528さん 40代/男性 解決済み

老後資金の貯め方について教えてください。

非課税で各種控除があるiDeCoやつみたてNISAなど、老後資金対策にはお勧めとなっていますが、どちらにしても長生きすればするほど、いつかは財源が無くなってしまいます。

貯めたお金の財源が尽きてしまえば、当たり前ですが年金だけになってしまいます。そうなってくると不安なので、いまのうちから始めていた方がよい投資など、何かおすすめのインカムゲインはありますでしょうか。

資金がたくさんあれば家賃収入など選択肢は出てきますが、一般的な会社員の小遣い程度で、いまからでも始めておけば、将来実を結ぶものなどありましたら、何かアドバイスをお願いします。

また、豊かに暮らすには2,000万円の貯金が必要と言われていますが本当でしょうか。専門家のご意見をお伺いしたいです。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 老後のお金全般
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/09

老後の資金対策は資金が蓄えられた時点が終わりではありません。今度はその資産の寿命を延ばすことが重要になります。家賃収入のように定期的なインカムゲインを得ることが理想ですが、多くの人は難しいと思います。老後の資産形成のメインはイデコやつみたてNISAのような「長期・積立・分散」運用です。この長期・積立・分散運用で増加した資産をそのまま使うのではなく、運用のみを継続しながら取り崩す方法を検討すべきです。取り崩す方法には定額法・定率法・その両方があります。定額法は毎年一定額を取り崩す方法です。定率法は前年の資産残高の一定率を取り崩す方法となります。
あくまでも一例になりますが、45歳から毎月5万円を20年間積み立てたとします。実例に近づけるため1979年からスタートしたとします。20年間で積み立てられた総額は1200万円です。運用をしなければ20年後の1998年の資産総額は1200万円のままです。65歳から毎月5万円を引き出して生活すれば20年後の2018年・85歳時に公的年金以外の収入は絶たれてしまいます。もし、この人が毎月5万円の積立を世界株式インデックスで運用していたとすると1998年には資産総額は3734万円になっていました。その後、運用だけを継続したとします。毎年前年資産総額の5%を取り崩した場合、2018年までに取り崩した総額は2941万円となりました。一方で資産残額は2933万円になっていました(手数料や税金などのコストは考慮していません。数字はあくまでも過去のデータに基づく計算結果で、将来を保証するものではありません)。
定率法のメリットは定額法に比べて、より資産寿命を延ばすことができる点です。デメリットは取り崩す額が決まっていないため管理しにくいこと。そこで、80歳以降は定額法に切り替えて取り崩す額を一定にする方法もあります。いずれにしても、取り崩しを活用することで資産寿命を延ばすことは可能です。これであれば、現在の方法の延長でできますので、新たに運用を始める必要はありません。
老後に2000万円必要かですが、生活環境や生活スタイルによって大きく異なります。公的年金額によっても変わりますので一概に2000万円とは言えません。

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