資産運用、相続税対策などの良い方法があれば教えてほしいです

女性50代 pepecocoさん 50代/女性 解決済み

親の財産の相続に対して、他の兄弟との財産分与はどのくらいの割合なのかとか、相続税はどのくらいの、財産でどのくらいの金額になるのかとか、その手続きはどういう方法なのか、誰に頼んだらいいのかなど、本当にわからないので、初歩的なところからきちんと教えてもらえたらとても、助かります。お金の事はひとつ間違えてしまうと、取り返しのつかない事になりますし、親族間の関係も悪くなったりする事もあり不安です。生前贈与という方法もあるというのて、くわしく教えてもらえたら嬉しいです。また何を準備したらいいのか、そういった事も、聞いてみたいです。私達の、財産の持ち方など今の自分の資産運用についても聞きたいとおもいます。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容を一通り確認させていただき、それぞれの質問に回答をしていきます。

Q.親の財産の相続に対して、他の兄弟との財産分与はどのくらいの割合なのか

A.親の財産を相続する場合において、質問者様を含め、相続人が話し合って自由に分けることが可能です。

ただし、相続人の間でスムーズに財産を分けることができない場合、法定相続分といった割合があり、それによって分ける必要があります。

たとえば、質問者様の父親が死亡したものと仮定し、配偶者(質問者様の母親)および子が2人いた場合、配偶者2分の1、子供4分の1ずつといったイメージになります。

Q.相続税はどのくらいの財産でどのくらいの金額になるのか

A.相続税を計算する上で基礎控除額というものが設けられており、大前提として、相続税の基礎控除額を超えた財産がなければ、相続税が課されることはありません。

相続税の基礎控除額=3,000万円+(600万円×法定相続人の数)

たとえば、質問者様の父親が死亡したものと仮定し、配偶者(質問者様の母親)および子が2人いた場合、相続税の基礎控除額は、4,800万円となるイメージです。

したがって、死亡した父親の財産が4,800万円以下であれば、相続税を納める必要はないといった判定をすることができます。

Q.その手続きはどういう方法なのか、誰に頼んだらいいのか

A.相続税が発生する場合、被相続人(死亡した人)が死亡したことを知った日の翌日から10か月以内に相続税の申告を行い、相続税を納める必要があります。

税の専門家は、基本的に税理士にあたるため、税理士に依頼して相続税の申告をしっかりと行っていただくことが望ましいと言えます。

なお、質問にある生前贈与やその他のことにつきましても、税理士から今後の相続および贈与の対策をご提案してもらうことができるため、今回の質問につきましては、税理士を探してまとめてご相談なされてみるのがよろしいかと思います。

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