ガン保険に加入した方が良いのか？

こんにちは。ご質問ありがとうございます。
「健康保険」には「高額療養費」という制度があります。
これは医療機関の窓口で支払った1か月の医療費が上限を超えますと超えた分を戻してもらえるという制度です。
例えば年収が約370万円以上約770万円未満の方であれば1か月に100万円の医療費がかかったとしましても9万円ぐらいの負担で済みます。
もしも長期に亘って治療が続くとしましても4回目以降の負担は44,400円で済みます。
これぐらいの負担であればなんとかなるのではないかとお考えであれば敢えて「がん保険」に加入なさることもないのではないかと考えます。
相談者様のご加入の「健康保険」が「組合健保」であればこれ以上の給付がある場合もありますのでそちらもご確認なさっていただくとよいと思います。
相談者様は現在、生命保険などにもご加入のようですし、「医療保険」に入っておられて「入院給付金」を確保されておられるのであれば尚更「がん保険」に加入する必要性はないのではないかと思います。
もし「がん保険」に加入されるのであれば「がん診断給付金」というがんと診断されれば100万円などまとまったお金が給付される「がん保険」に加入されるのがよいかと思います。
「がん保険」にも貯蓄型のものはありますが、基本保険は掛け捨てで入られるのがお勧めです。
「保険」で貯金はできません。「保険」と「貯蓄」は別物と考えていただくのが良いかと思います。