30代、既婚、子供1人、生命保険の金額の相場はいくら？

ご質問ありがとうございます。

住居が賃貸の場合と持ち家の場合では保障額も違いますね。

ご質問にあるように住宅ローンを組まれた場合は、団体信用生命保険に加入されますが、万が一の時には住宅ローンの残債が相殺されます。

ですので、団体信用生命保険以外の生命保険では、保障額は今後の生活費や教育費を考えた保障が必要になります。

ただ、民間の保険の前に、公的な遺族年金や万が一の時に奥様が働かれるか働かれないかも確認しておく必要があります。

遺族年金は、お子様が18歳になった年度末まで支給されます。

例えば、生活費が住宅ローンを除いて20万円の方がお子様が0歳のときに亡くなられた場合、20万円×12ヶ月×22年＝5280万円のお金が必要になってくるということになります。
しかし、遺族年金や会社の弔慰金があれば、この5280万円全額を保険でカバーする必要はありませんね。

仮に月額30万円の収入出会った場合の遺族年金はおおよそ11万円くらいになります。生活費20万円に対して、11万円の年金しか入ってこなくなるので、不足分の9万円を保険で準備することになり、9万円×12ヵ月×22年＝2360万円の保障が必要となります。

ご質問者様が加入されている保険も時間の経過で保険金額が減少していくと言われていますが、収入保障保険という保険では、月単位で保障額が減っていく合理的な保険だといえます。

また住宅ローンを利用されている場合には、怪我や病気で収入が減少した時の事も考えて、ローン返済も困らないようにしておきたいですね。