積立NISAについて

男性20代 やうさん 20代/男性 解決済み

積立NISAを友達が初めました。毎月1万を積み立てていくみたいなのですが、仕組みがよくわかりません。価格が下がるリスクもあるのでしょうか、それも結構下がったと言っていました。リスクヘッジのための運用だと思っていたのですが、ある程度のリスクは負わないといけないのでしょうか。また、定期預金のようにリスクのない運用の方法はあるのでしょうか。積立NISAをしてみようかと思ったのですが、あまりリスクがあるようだったら他の運用の方法も視野に入れておきたいなと思っているからです。また、その方法はどのくらいの時期からどの程度始めたら老後3000万問題は問題ない程度になるくらい貯めることができるのでしょうか。老後3000万問題について私はかなり深刻な問題だなと感じています。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/23

リターンとリスクは表裏一体です。ノーリスク・ハイリターンな商品はありません。もしあったとしても万人が挙って購入するようになり、その流れを利用して不正な金儲けに走る者も出始めることで市場全体がリスクに晒されます。ある意味で80年代の日本の不動産バブルはそうしたものでした。リターンを得ようとすればそれ相応のリスクは負わなければなりません。しかし、運用の仕方によってはリスクを軽減することは可能です。資産分散や時間分散、長期保有がそれにあたります。
ドルコスト平均法を活用した積立投資を考えてみます。ドルコスト平均法とは毎月決まった金額で決まった商品を買い続ける積立方法です。例えば、毎月1万円分レモンを買うとします。レモン1個が100円の時に1万円分買うと100個買うことができます。1か月後、レモン1個の値段が50円に値下がりしたら、1万円で200個のレモンを買うことができます。レモンの数量は合計300個です(このレモンは腐らないとしてください)。また1か月後、レモンの値段は下げ続け、1個20円まで値下がりました。500個のレモンを買うことができます。レモンは全部で800個です。4か月後、レモンの価格が50円まで戻りました。この時は200個買うことができます。4か月でトータル1,000個のレモンを仕入れ、使ったお金は4万円です。この時点で持っているレモン全てを売却すると5万円(50円×1,000個)になります。レモンの値段は最初の100円に戻っていませんが1万円の利益となります。値下がりリスクを軽減し、最終的には収益にすることできました。
実はこの仕組みを利用したのがつみたてNISAです。積立NISAではレモンが投資信託に変わった制度になります。あくまで過去に実績になりますが、毎月1万円を米S&P500株価指数に連動したインデックッスファンドで1990年から30年間積み立てて運用していたとした場合、2020年には約1150万円(手数料や税金などのコストは含まれていません)になっていました。積立総額は360万円です。月々1万円ではなく2万7000円弱だったら最終資産残高は3045万円となり、質問にある3000万円はクリアできたことになります。将来はわかりませんが、参考になると思います。

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