サービス付き高齢者住宅の入居費確保

男性60代 nakamural3w3さん 60代/男性 解決済み

年金生活に入った60代の男性です。 現在東京都内で集合住宅(持ち家)に入居しており、健康面にも特段の問題点はありません。 ただ親族に何人か認知症を発症したものがおり、自分もこの先どうなるかとの不安があります。 このため先々の予定としてサービス付き高齢者住宅への入居を検討しているのですが、これはと思う物件は入居金が結構高額となり、手持ちの貯金では到底足りそうもないのが現状です。 自宅の売却も考えましたが、せっかく購入した住居人手に渡してしまうことにも抵抗があります。 そこで「リバースモーゲージ」を使って自宅を担保とし、諸経費を節約・貯蓄してサ高住宅へ入居、空いた自宅を子供夫婦に使わせることはできないかと考えました。 このようなプランの実現可能性と隠れた問題点について教えて頂ければ幸いです。

2 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 老後のお金全般
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/03/23

サ高住への入所とリバースモーゲージの利用についてお答えします。高齢者の住まいと介護施設には、特定施設入居者生活介護と呼ばれる都道府県の指定を受けた施設とそうでない施設があります。特定施設は①介護人員②設備③運営方法に基準があり、介護に関して安心できる施設と言えます。

特別養護老人ホーム(特養)はすべて、有料老人ホームはほとんどが特定介護施設です。
サ高住は特定介護施設として指定を受けてない施設も相当あります。また、サ高住の中には、要介護度が高くなると退所して、別の介護施設へ移る必要がある場合があります。従って、サ高住は比較的入所一時金や毎月費用が少ないのが一般的ですが、よく調べて決める方が良いと思われます。高齢者施設への入所のタイミングは難しいですが、年齢的にはもう少し自宅に留まってからでも良いとも思われますが、あなた次第のことと言えます。

リバースモーゲージは、原則一戸建てとなっていますので、金融機関への確認が必要であることと、推定相続人の承認が必要です。また、リバースモーゲージは金融機関が融資金額の返済を受ける代わりに、売却して資金回収をするのが基本です。相続人(子ども)が居住する場合は、あなたの死後の自宅の処分方法を金融機関と打ち合わせをすることが前提になると思われます。金融機関との話し合い次第ではないでしょうか。

前佛 朋子 ゼンブツ トモコ
分野 老後のお金全般
50代後半    女性

栃木県 埼玉県 東京都 神奈川県

2021/03/26

ご質問ありがとうございます。質問を読んで、サービス付き高齢者住宅とリバースモーゲージの仕組みをきちんと理解されたほうがいいと思いました。

まず、サービス付き高齢者住宅ですが、一般型の住宅では、介護が必要になったときに自分で外部の介護サービスを契約する必要があります。なかには介護型の住宅もありますが、それは月額費用が高くなります。また、一般型も介護型も介護サービス(介護保険制度でのサービス)の自己負担分は別途支払う必要があります。要するに、住宅に入居する費用とは別に介護費用の負担が出てくるということです。

リバースモーゲージは自宅を担保に借り入れをしますが、毎月利息分を負担し続ける必要があります。また、子どもに住宅を使わせるとありますが、もし借入本人が死亡した場合、その担保となった住宅を売却して借入元金を返済しなければなりません。もし子どもがその家に住み続けたいのであれば、子どもが別途、借入元金を返済する必要があるのです。
リバースモーゲージを利用すると、利息分を負担しながら、サービス付き高齢者住宅の入居費用と介護費用も負担することになり負担が増えます。また、子どもにとっても安住の地とはならない点を理解していただきたいです。

もし介護が必要になった時は、介護保険制度でのサービスを利用し、必要なら介護施設に入所されたほうが、サービス付き高齢者住宅とリバースモーゲージよりも費用負担は抑えられると思います。

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