保険の見直しについて

男性50代 Plusさん 50代/男性 解決済み

48歳の会社員です。
小学5年生の子供1人と妻の3人で生活しています。
若い頃に加入した生命保険についてです。
特約は、入院費用など、ガンには対応しています。
現在の3代病にはガン以外対応していません。
しかも、生命保険は死亡で3000万ですが、55歳までの保証なのです。
年間13万ほどで保証されますが、それ以後は200万の保証になるのでそろそろ考えどきではないかと思っています。
現在住宅ローンの残りが2500万ほどあります。
子供が高校を卒業するまでの保険と見れば丁度よいのかもしれません。
しかし、大学などを考えるともう少し保証期間の長い商品に変えたほうが良いのかもと考えてしまうのです。
それともこのままの保険で新たに入るほうが良いのでしょうか?
今後のライフプランに合わせた提案がほしいと思います。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
50代前半    男性

全国

2021/03/28

現在ご加入中の保険は、おそらく「定期付き終身保険」ですね。
ご相談者さまと同世代の私も、若いときに何もわからないまま保険勧誘の女性の方に勧められて入ってしまいました。
今となっては、なぜこんなものに入ったのだろう、と首をひねるしかありません。
おそらく多くの方が、その時代に勧められるがままに入っている典型的な商品です。
できる限り早く見直しをされることをご提案いたします。
理由は、5つあります。
1つ目は、当時と比べて、平均寿命の延びにより死亡保障に対する保険料が安くなっていることです。
現在の年間13万円の保険料は、今となっては割高です。
2つ目は、保険は掛け捨てが原則であることです。
3,000万円の「定期保険」は掛け捨てであるという点で悪くはないのですが、200万円の「終身保険」部分は、保険料が割高です。
終身の死亡保障に対しては、割高な保険ではなく預貯金等で備えるべきです。
3つ目は、ご指摘の通り、保険期間が中途半端であることです。
現時点において、子どもさんの大学卒業までと考えて60歳までにされるか、奥様の年金受給開始までと考えて(同い年なら)65歳までにされるか、現時点での預貯金額と今後の見込みをふまえてのご選択になるかと思います。
それ以降は、公的年金がありますし、子どもさんも独立されていると考えれば、保険は基本的に不要です。
4つ目は、保険金額の妥当性です。
詳しい生活状況はわかりかねますが、現時点で万一があったときにはともかく、55歳の直前になると、子どもさんが高校を卒業される年齢になられていますので、一般的にはその時点で3,000万円もの保障は大き過ぎると思われます。
なお、住宅ローンにつきましては、団体信用生命保険に加入されていれば万一の場合に残高がゼロになりますので、この部分への備えは不要です。
5つ目は、医療に関する保障が必要かどうかです。
基本的に、日本の社会保障制度は充実しています。
保険はそもそも、不運にもその対象となる事態が起こってしまったときに、手持ち資金だけでは対応できないほどの経済的負担が発生すると考えられる場合に対してのみ、必要最低限で活用するものです。
病気等のリスクに対し、あえて民間保険会社のコストの高い保険商品で備える必要性は乏しいかと考えます。
以上をふまえ、定期保険の一種である「収入保障保険」の活用をご提案いたします。
もちろん掛け捨ての保険です。
収入保障保険とは、万一の場合に保険金を、例えば毎月15万円ずつ、というように一定額ずつ受け取れる保険です。
通常、子どもさんの成長とともに、その時点での必要な保障額は少なくなっていきます。
この保険の場合、上記保険金額で期間を65歳までとすると、加入直後に万一があればトータルで約3,000万円、5年後の53歳時点なら約2,000万円、10年後の58歳時点なら約1,000万円を受け取ることになります。
子どもさんの成長に合わせて合理的に備えていくことができますので、保険料も割安になります。
この例であれば、月々6,000円(年間72,000円)程度の保険料で対応できるかと思いますので、現在お支払いの保険料の半分近くになりそうですね。
もし保険期間を60歳までにされれば、月々4,000円もかからないはずです。
浮いた保険料はコツコツと積み立てておかれて、入院等の備えとしてお考えになれば安心できるのではないでしょうか。

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