海外在住から日本へ移住した場合の老後資金について

女性40代 ghiniro87さん 40代/女性 解決済み

現在は海外にて、外国人の夫と子供二人と暮らしています。先日「日本では老後に2000万円は必要なんだってよ」と話したところ、「日本では、でしょ。この国(EU圏)ではそんなに必要ないよ」と言われました。
自分の老後のことを考えたときに、このまま海外で暮らすのはしんどいだろうなと思います。夫も子供も日本が大好きなので、ひょっとしたら将来的には日本へ家族そろって移住もあるかもしれません。
現在私は海外在住ということで、日本の国民年金の支払いはしていません。夫はこちらの国の年金制度に加入していますし、不動産もあるので大丈夫だよと言っています。ただ、私としてはその不動産も将来的に価値がどうなるのか分かりませんし、そもそも私の名義ではないので、自分自身の資産はとてもではないですが2000万円もありません。
今後、日本へ移住することも視野に入れて、今から老後に向かって不安なく過ごせるように私が海外で出来ることはありますか?

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。まずは老後資金と年金問題についてお伝えします。先般、日本では老後資金2000万円問題が騒がれましたが、むしろ一般的には倍の4000万円は必要なことが多いです。これは、少子高齢化による年金減額と人生100年時代という長寿化、なのに日本社会はまだまだ実質的に60歳定年などの影響が大きいといえます。つまり、そもそも年金だけでは老後を暮らせず、働こうにも満足に働けず、しかもその期間が長い…なので定年までに十分な貯金が必要というのが老後資金問題です。なお、足りなくても老後の収入として大切なのが年金制度ですが、仮に在住の国が日本と「社会保障協定」を結んでいれば、将来的に日本へ移住されても保険期間の通算ができる可能性があります。もしこれができれば、将来的に加入期間に応じて双方の国から年金をもらえるようになるため、移住もしやすくなるはずです。またあなた様の年金は、日本の国民年金に「任意加入」する手もあります。このあたりはぜひ一度、役所などに相談してみて下さいませ。

そのうえでご質問の老後対策についてですが、簡単にいえば老後対策とは「お金対策」です。十分なお金さえあれば、(為替や税金の問題は残りますが)その国に残るも日本に移住するも自由といえます。そんなお金を得る方法は、相続などの一部例外を除けば、大きく「就職・独立・投資」が基本です。投資は相応の収入源や貯金が必要なので、手始めは就職か独立になります。幸いにも日本ではコロナによってテレワーク化が進んだため、たとえお子様が小さくても就職しやすくなりましたが…そちらの国ではいかがでしょうか?経験や実力によっては、その国にいながらオンラインで日本人向けに何かビジネスを始めるのも良いでしょう。相応に稼げるようになったら、そのお金で投資を始めて、さらに資産を増やせれば理想的です。ちなみに独立には定年がなく、投資にいたっては自身が働けなくなっても代わりに稼いでくれるので、それぞれ現在の日本にはぴったりの対策になります。まずは落ち着いて、何を始めるか考えてみましょう。

少し余談ですが…旦那様(とお子様)は日本移住をどうお考えなのですか?旦那様の発言は、普通にその国で永住予定のように聞こえますし、たとえどんなに日本が好きでも旅行と移住は大違いです。最終的な移住の判断は旦那様任せのようですが、あなた様は相応に日本移住を考えておられ、夫婦間のライフプランの相違、コミュニケーション不足をかなり強めに感じます。この状況下であなた様が移住に向けた対策を取ると、旦那様とのライフプランの相違が顕著になり、離婚の引き金になりかねないのでご注意ください。一方、その国に残ろうと日本へ移住しようと「老後(お金)対策」は大切なので、(育児や旦那様の考え・プライドもあるでしょうが)あなた様が経済力を身に着けることは大切です。まずは夫婦間で将来どうするか、どうしたいかを十分に話し合い、できれば夫婦の足並みを揃えた形で、未来に向かって努力を重ねていきましょう。

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老後のことを思い悩むと辛いです。

今年、60歳になります。24年の厚生年金と13年の国民年金をかけています。但し、13年間の国民年金のうち7年間は、全額免除申請をしています。免除の7年間は、受取時50%の減額の時期のみです。23年前に、離婚して、シングルマザーとして頑張りました。無事に昨年、大学を卒業して社会人になったひとり息子がいます。仕事の都合で別世帯で暮らしています。私は、資格職なので、まだまだこれから、働くつもりですが、非正規雇用の為、70歳まで働くことができる補償はありません。インフレも進むと予想されている記事を目にすると定期貯金だけでなく、投資をした方がいいのではないか、また、金を購入した方がいいのではないかと悩みます。62歳から支給される特別厚生年金は予想以上に低く、年間50万円程度のようです。老後の生活資金を考えると、疲れてしまいます。逃避で仕事や無料でできるゲームに依存する毎日です。

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