老後に年金が支給されない可能性はあるのか?

男性30代 263823さん 30代/男性 解決済み

年金に関してはすでにいろいろな問題を孕んでおり、批判も聞こえてきますが、私の場合には支払った保険料以上の年金がもらえないとしても、それはしょうがないと思って諦めています。ただ、問題は年金が支給されないような事態が起きるのではないか?という不安があることです。私は現在30台前半ですが、私が老後を迎えたときにそういった事態が生じると非常に困ります。年金の支給額が下がり続ける状況であれば、支給自体はされているからまだマシだとは思うものの、支給自体されなくなるような状況は非常に厳しいと思っているので、その可能性が今後どれくらいあるのか?について知りたいと思っています。可能性は相当低いと思うのですが、日本の先行きが不透明な中では、絶対にありえない話とは思えなくなっているのです。

1 名の専門家が回答しています

福嶋 淳裕 フクシマ アツヒロ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    男性

千葉県 東京都

2021/03/09

国の年金(公的年金)への不安を煽る金融機関や不動産業者の営業トーク、週刊誌などの記事、テレビ番組でのコメンテーターの発言、等々は今も昔も存在します。
私も若い頃は、漠然と「そういうものなのかな」と思っていました。
その後、偶然、年金関連の仕事に就き、年金制度を深く知るにつれて私の年金不安(不信)は完全に払拭され、今では正しい知識をご縁のある方々にお伝えする立場に転じています。

日本の公的年金制度は、社会主義、共産主義の国かと思うくらいに平等です。
少子化の影響は避けられませんが、制度の永続に向けて2004年に大きな制度変更が行われ、その後も改革が進んでいます。
確かに「所得代替率」の低下は予想されていますが、「年金の額」が減るとは必ずしも言えません。
年金の額自体は、最近でも年度によっては増えています。
ちなみに、所得代替率とは、65歳になった人が国の年金を受け取り始める時点における年金の額が、その時点の「現役男子の平均手取り収入額(ボーナス込み)」と比較してどのくらいの割合か、を示すものです(現役世代の平均的な稼ぎと引退直後世代の平均的な年金を比較するための国際的な指標です)。

「老後に年金が支給されない可能性はあるのか?」とのご質問に対しては、「ゼロとは言えないものの、限りなくゼロに近いでしょう」としかお答えできません。
もし、この国で公的年金の支給停止が起こるとすれば、その要因は、(適切な例えが難しいのですが)「致死率の高い未知の感染症・疫病が次々と発生する」、「東日本大震災級の災害が、東京・大阪・愛知を含め、頻繁に発生する」、「他国から侵攻され、支配・占領される」などであろうか、と考えます。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

確定拠出年金は全額戻らない?

以前勤めていた会社で、確定拠出年金401kの運用を行っていました。会社もこの制度を始めたばかりでした。リーマンショックの少し前のことです。あまり投資に興味が持てなかったので、会社が言う最低の掛け金で毎月支出しておりました。ほどなくして退職することとなったのですが、退職時点で運用はストップして口座は凍結状態になりました。この時点で解約して、全額戻して欲しいと問い合わせましたが、再就職する場合はその会社で運用を再開するか、個人の運用に切り替えるかのどちらかしか選択できないとのことでした。この先運用を続ける気はないので、在職時に毎月積み立てたお金を全て戻して欲しいのですが、何か方法はないのでしょうか?

男性50代後半 bungoya_tさん 50代後半/男性 解決済み
福嶋 淳裕 1名が回答

年金の額について

年金の額について知りたいことがあります。社会人となり、会社へ勤務をして15年ほど厚生年金を払ってきました。そのあと独立することで自営業の身となり国民年金を支払っています。これからの人生もおそらく国民年金を払い続けることになると思うのですが、ふと考えたときに、実際に年金を受け取る場合、どれくらいの金額がもらえるのかが不安になってしまいました。以前ニュースなどでは、逃げ切った世代、損をする世代などと見たことがあります。今の年金世代は満額をもらえているようですが、それでも高齢者は生活が厳しいという話を聞きます。我々の世代、しかも国民年金の割合が多いとなると一体どれくらい支払われるのか、その年金額で生活ができるのか、見通しだけでも教えていただけると助かります。

男性40代前半 Luke_Skyさん 40代前半/男性 解決済み
福嶋 淳裕 1名が回答

厚生年金について

私は難病を患っており、社会経験が他の人と比べて少ないです。就職しても、症状が悪化して退職せざるを得なくなってしまいます。結果的に、健康な人よりも支払っている厚生年金の金額が少なく、老後に支給される年金が非常に少なく、生活に困ってしまうのではないと危惧しています。もし、生活保護のお世話になることなく老後の生活を送るとしたら、どれくらいの厚生年金を支払っていればいいのでしょうか?難病の都合上、正社員ではなく契約社員として働いていますが、やはり正社員になった方がよいのでしょうか?老後についてわからないことだらけです。家族にも負担をかけたくありません。ぜひ、ご回答の程よろしくお願い致します。

男性30代前半 qcallaghanさん 30代前半/男性 解決済み
井内 義典 1名が回答

退職金の運用について

30台後半の地方に住む会社員です。家族構成は、妻と子供の三人で賃貸マンションで暮らしています。毎月、社内持ち株を1.5万円、確定拠出年金DC(個人)を6千円、加えて6万程度の貯蓄を継続している状況です(賞与は年間100万程度貯蓄)。確定拠出年金の運用についてですが、 定期預金にしており、効果的な運用を行えていません。またイデコなどの投資やふるさと納税などの節税対策も積極的に実施できていないのが実状です。将来の貯蓄を安定的に増やすためなか、具体的にできるご提案をいただけると幸いです。定拠出年金のDC個人積立て額を増やすことも効果的であれば検討したいと思っています。アドバイスよろしくお願いします。

男性40代前半 tani104kazu0309さん 40代前半/男性 解決済み
山口 雅史 1名が回答

年金を追納すべきか悩んでいます。

老後に2000万円が必要だと聞いて不安になっています。夫婦2人世帯の30代で、今のところ子供はいません。世帯年収は大体400万円くらいです。老後に貰える年金を少しでも増やしたいと思っているのですが、自分たちに合った方法がわかりません。友人の中には個人年金保険に入っている人もいますが、我が家にはあまり金銭的な余裕がありません。また、私は学生時代に学生納付特例制度を利用しており、年金を納めていない期間があります。今その分を追納しようと思うと、かなりの痛手なので、追納すべきなのかどうかも悩んでいます。調べていると、60歳になったら任意加入制度を利用すれば満額にすることができることを知りました。今は追納しないで、将来の様子を見て60歳になったときに任意加入で納付をした方がいいのではないかと考えています。そこで、質問です。今追納すべきか、任意加入を利用すべきか、それとも、追納せずに資産運用などでお金を増やした方が良いのか、どのようにするのが一番良いでしょうか?

女性30代前半 sr_srさん 30代前半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答