付加年金と確定拠出年金制度を効率的に組み合わせるのはどうしたら良いのでしょうか。

男性40代 ラッシーさん 40代/男性 解決済み

フリーランスとして働く機会を得られたので、厚生年金への加入期間は10年未満と短い状態です。国民年金基金に加えて付加年金を追加しようか悩んでいますが、自営業という定年が存在しない働き方だからこそ、確定拠出年金制度を利用して老後資金の積み増しを行いたいと考えています。付加年金による積み増しを重視すべきか、確定拠出年金制度を活用して余力がある範囲内で継続的に年金支出額を増やすべきか悩んでいます。なぜなら、10年後を考えた時に、日本国内に必ずしも住居を残しているとは限らないからです。テレワークで大半のことが住んでしまうので、気候が暖かい地域への移住も考えています。冬場の雪下ろしが大変というだけでなく、どうせ移住するなら煩わしい人間関係を避けたいと考えたからです。

1 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/08/19

 まず、国民年金基金に加入している場合、付加年金を付帯することができません。これは、国民年金基金に付加年金分が含まれているからです。

 そこで、ここでは、国民年金基金の口数を追加すべきか、確定拠出年金に加入すべきかについて、回答したいと思います。

 まず、国民年金基金ですが、原則として65歳から老齢年金を受け取ることになります。なお、追加できる口数の型によっては確定年金型(受取期間が10年または15年、年金が受とれる)で60歳から受け取れるものもあります。

 一方、確定拠出年金は、60歳から受け取ることができ、さらに年金形式だけでなく、一括受取りも選択できます。

 ただし、国民年金基金は、60歳までに国民年金第1号被保険者で無くなった場合を除き、途中での解約はできません。また、確定拠出年金も原則として途中での解約はできません。

 二つの大きな違いは、国民年金基金は、掛金や将来受取れる年金額が決まっているのに対して、確定拠出年金は、掛金は自由に設定でき(上限があります)、将来受取れる年金額は、運用次第で変わります。換言すると、加入者が負うことになります。

 今後のライフプラン等を考えた場合、国民年金基金の確実性よりも、運用リスクを負ってでも、年金額が増額が期待できる確定拠出年金の方が良いのではないかと考えます。

 参考にして頂ければと思います。

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