投資信託について

こんにちは。ご質問ありがとうございます。
住宅ローン控除は「年末のローン残高の1％が10年間（一定の場合は13年間）毎年差し引かれる制度」です。
ローン残高の限度額は4,000万円です。
老後資金に関しましては「iDeCo」が適しています。
「iDeCo」であれば掛金が全額「所得控除」となりますので「節税」になりますし、
利益も全額非課税ですし、受取時にも税金の優遇があります。
しかし、相談者様は住宅ローン控除を受けられるとのことですので
「iDeCo」の節税部分の恩恵が活かしきれないこともあります。
他にも「iDeCo」は60歳までは現金を引き出すことができないという面もあります。
これらのことから「つみたてNISA」を利用されるのがよいのではないかと考えます。
「つみたてNISA」は年間40万円まで積み立てることができます。
20年間利益が非課税となりますが、よく誤解されていることで「つみたてNISA」にしろ
「NISA」にしましても利益に対しては非課税ですが、
それ以外には節税のメリットはありません。
商品に関しましては日本だけではなく世界の株式に投資している「投資信託」を
選ばれるのがよいかと思います。
もし、それでは不安だとお考えであれば「バランス型」という国内債券・国内株式・海外債券・海外株式に
投資している「投資信託」を選ばれるのがよいでしょう。
相談者様と配偶者様で「つみたてNISA」を積み立てられることでお子さんの教育費と老後資金を
作られていくのがよいと考えます。
「つみたてNISA」であれば必要なときにお金を引き出すことが可能です。
これにまだ上乗せをしたいということであれば「iDeCo」を検討されることをお勧めします。