投資を始めてみたいけれど、違いが分からない!

女性30代 matthew333さん 30代/女性 解決済み

30代子なし夫婦です。

昨今、テレビを見ていても「自分の老後は自分で面倒を見なければならない。年金に頼ってはいけない」という趣旨の内容が多く、自分も貯金を使って投資を始めてみたいとは思うのですが、大体の解説番組では「銀行の窓口で買うのは良いカモになっているだけ。ネットで手数料の低い商品を選ばなければいけません」という内容をよく聞きますし、本などでも勉強して理解はしたつもりなのですが、いざやろうとすると口座を開設して、選ばなければならない選択肢がいくつかあって、株を買おうにもその手前で挫折してしまいました。
NISAとつみたてNISAの違いはわかりますが、どんな人がNISAに向いていて、どんな人がつみたてNISAに向いているのかは分かりにくいですし、(最近の番組は皆つみたて推しばかり)REITもどういうシチュエーションで伸びやすいのか、一般論で良いので買い時の目安が分からないと怖くて手出しできません。(景気が良くても遅いし、悪くても伸びないから買うのは早いとか、オリンピックが終わってからでは遅いとか、「結局どうすればいいんだ!」と一般の主婦としては情報が錯綜していて決められない状況です)
もっと具体的にNISA、つみたてNISA、イデコなどのメリット、デメリット、向き、不向きについて、主婦にも分かりやすく解説していただける物があればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/04/06

情報が多すぎて、逆に混乱することが多くなることで踏み出せない方も相当数いらっしゃるようです。

話を進める前に、前提として老後の資産形成に焦点を絞らせてください。
老後の資産形成の基本は長期・積立・分散投資です。短期・一括ではありません。つまり、老後の資産形成を目的としている人にはつみたてNISAが向いています。一方、まとまった資金を一括で、比較的短期間での運用を目的とするのであればNISAとなります。両制度は投資の目的が根本的に違うと考えてください。
つみたてNISAに近い制度でイデコもあります。イデコは老後の資産形成に特化した制度で、イデコの拠出金額は全額所得控除など税制面でも優遇されます。一方で、あくまでも年金の自助努力になるので60歳以上まで原則資金を引き出すことはできません(公的年金を途中で引き出すことができないことと同じです)。この点をデメリットと捉える人は多いようですが、引き出せない=減らないと考えるとセーフティーネットと捉えることもできます。
つみたてNISAもそうですが、運用対象は個別株やREIT単銘柄ではなく投資信託になります(つみたてNISAは金融庁が選んだ投資信託とETFのみが対象となります)。そのため、スタートするタイミングは関係ありません。また、積立運用のベースとなるドルコスト平均法は価格が安くなると多くの量を買うことができます。

投資の成績=価格×量

となります。価格だけではありません。
例えば、毎月1万円でレモンを買うとします。1個100円の時レモンを1万円分買うと100個買うことができます。1か月後、レモン1個の値段が50円に値下がったら1万円で200個買うことができます。レモンの数量は合計300個です。その1か月後、レモンの値段は下落を続け、1個20円まで値下がりました。この時は500個のレモンを買うことができます。レモンは全部で800個あります。4か月後、レモンの価格が50円まで戻りました。この時は200個買うことができます。4か月でレモンをトータルで1,000個仕入れ、使ったお金は4万円です。この時点で持っているレモンすべてを売ったとすると5万円(50円×1,000個)になります。レモンの値段は最初の100円に戻っていませんが、1万円の利益となります。このレモンを投資信託に置き換えればよいのです。
高い値段でスタートしても、価格が下がることがチャンスになり、将来の楽しみが増えることに繋がります。


「えっ!これだけ?」と思われるかも知れませんが、内容は至ってシンプルです。あとは、一歩踏み出すだけです、頑張ってください。

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