2021/03/09

介護が必要になった時が心配です。

女性40代 hyoukai76さん 40代/女性 解決済み

私が老後に気になる事の1つに介護の問題があります。なんとなく自分は介護が必要な状態にならないと思いがちですが、そんな事はないので実際に自分が介護が必要な状態になった時に備えて何をしておくべきでしょうか。介護については全く身近な問題でない事もあって何をどうしたら良いか分からないです。実際まだ若いうちから介護について準備しておく必要はありますでしょうか?それとも必要以上に介護について心配しなくても良いのでしょうか。全く分からないのでどうしたら良いか分からないので何か良いアドバイスをください。特に私が気になるのは介護が必要になった時にどのくらいお金が必要になるかというのが気になります。介護保険があってもそれなりにお金が必要でしょうか?

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 相続・介護
50代前半    男性

全国

2021/03/09

介護が身近な存在ではなく、いったい何をどうしてよいのか全くわからないとのことですね。
ということは、ご相談者さまの身近なご親族に、今まで介護を受けた方、現在受けておられる方はいらっしゃらないのかもしれませんね。またご自身も、それなりに健康で暮らしておられるものと推察いたします。
そうであれば、そのこと自体はとても喜ばしいことです。反面、だからこそ何だか得体の知れない「介護」に対して不安になられるのも無理はないでしょう。
まず後半のご質問「お金がどのくらい必要か」についてお答えしたいのですが、平均的な数値であれば検索すればいくらでも出てきます。しかし、かかる費用については在宅介護か施設入所か、介護を受ける期間、どの程度の介護が必要かなど、さまざまな要因があり個別の事情によって大きく異なりますので、平均値で考えてもあまり意味がありません。たとえ最大かかるであろう費用を想定して備えるにしても、長い人生では介護以外にもいくらでもお金がかかることはありますので、現実的ではないでしょう。
ただ、一つ言えることは、日本の社会保障は、賛否あるかもしれませんがそれなりに充実しているということです。例えば医療費の自己負担額が著しく高額になる場合には「高額療養費」の制度があるように、介護にも「高額介護サービス費」の制度がありますし、さらに医療と介護の合算額が高額になれば「高額医療合算介護サービス費」などの制度もあります。所得等により細かく定められていますが、どんなにお金がかかっても月数万円の費用で抑えられることが多いのです。
もちろん、介護施設に入所することになれば、一般的には在宅介護よりも負担額は大きくなるでしょうが、上を見ればキリがありません。
結局大事なことは、「どのくらいかかるか」ではなく、「どのくらいかけたいか」というご自身やご家族の意向です。
では、今のうちからどんな準備をしておけばよいのか、について考えてみます。
確かに一定のお金があれば、施設入所を考えたときに少なくとも選択肢は増えますので(高額な施設が必ずしも良いとは限りませんが)、今のうちからコツコツ積み立てておくことは不可欠でしょう。
しかし、お金以上に大切なことで、今すぐできることがあります。それは、ご家族の良好な関係を保っておくということです。
私は介護事業所を運営しており、要介護認定を受けられた高齢者ご本人やそのご家族と日常的に接しています。その中で強く思うことは、要介護状態になられてもそれなりに幸せそうに暮らしておられる方の共通点は、ご家族との関係が良好であることです。たとえお一人暮らしであってもです。介護度が軽いか重いかはあまり関係がありません。ましてや経済状態に余裕があるかどうかも関係ありません。たとえ認知症の方であっても、自分もこんなふうにボケたいなあと思うこともよくあります。
お金や健康は大事ですが、自分だけではどうにもならないこともあります。
しかし、家族関係を良くしていくことは自分次第でいくらでもできるでしょう。
良好な家族関係を保っておくことができれば、介護について必要以上に心配されることはないだろうと確信しています。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

2021/05/21

建物の相続に関して

家屋の相続について、家屋の勝ちに対して、その家屋がローン返済中の場合は、家屋の価値から、ローンの金額を差し引きすることが可能なのでしょうか?例えば、家屋を賃貸として貸し出し用の家屋として使っていて、価値が1000万円とします。リフォームなどの修繕などで、3000万円おローンが残っていた場合の、相続税はいくらになるのでしょうか?この場合の家屋に対して金額の差額を他の相続する資産と差し引きすることは可能なのでしょうか?家屋が2000万円のマイナスで 土地が 4000万円の場合、差し引きで2000万円の相続となるのでしょうか?それとも、家屋の相続はマイナス相続と土地の相続では差し引きができずにで、単純に4000万円の相続はそのままの価値で相続する事になるのでしょうか?また、他の資産 株などの資産がある場合は、この土地の相続と差し引きができるのでしょうか?後、銀行の資金に関して、生前贈与をするとすれば、例えば、死去する前の1ヶ月前にした生前贈与の場合は、年度が同じであれば、生前贈与にならないとかあるのでしょうか?少しでも相続をお得にする方法があればお願いします。

男性40代前半 バナナんさん 40代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答
2021/04/02

親の介護にはどれぐらいのお金が必要ですか?

私の父は現在、70歳を超えています。今はまだ元気ですが近い将来、介護も必要になってくるかもしれません。以前祖父の介護が必要になった時に、介護施設やデイサービス、要介護認定制度など両親がかなり大変だったのを身近に見ていたこともあって、親の介護には不安が募ります。特に私は長男なのでその責任もあるし、今のうちから備えるべきところは備えておきたいと考えています。もし仮に10年介護をするとしてどれぐらいの費用がかかりますか。ケースバイケースだとは思いますが、一般的な相場だけでも知っておきたいと思っています。また老人ホームは何千万とかなり高いイメージしかなく、それだけ高額だと正直なところ難しいです。ですので自宅介護をする場合と施設に入居した場合の一般的な額を教えてほしいです。

男性30代前半 rurusieruさん 30代前半/男性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答
2021/07/08

相続税の節税と相続への準備

相続税の節税のために毎年100万円を生前贈与してもらっていますが、まだまだ対策が足りません。法人を作って、不動産物件などを買い、不動産運営会社として、実質的に資産を継承して欲しいのですが、親はのる気ではありません。親の同意や支持がなければどうすることもできません。実家の土地の一部を税金がかからないかたちで相続もしたいのですが、こちらも親はのる気ではありません。また、オンラインで講座をやっていますが集客できずにいます。バンコク銀行に数百万円の預金をしていますが、コロナでバンコクに行けず、使うことができない状態になってしまっています。日本は金利が低いので海外の銀行に預けたいですが良いところが分かりません。

男性50代前半 サムさん 50代前半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答
2021/05/13

元夫の万が一でトラブルになりそう

離婚をしています。子供は自分が2人とも引き取りました。別れた元夫は結構な収入があり、土地や貸家を持っています。その元夫が体調を崩し、もしかしたらそう遠くない将来相続問題が出てきそうです。もと夫は再婚してますが、こどもはいません。そうなると、私の子供2人に相続が2分の一出てくることになるのですが、今から憂鬱です。元夫は口ではいいことばかり言いますが、何一つそれがうまくいったことはありません。再婚相手の方は良い方ですが、親族さんたちはお金に汚い印象です。私としては、巻き込まれたくないので、生前にちゃんと割分を決めておいて欲しいのですが、私からその様な事を言うのはやぶ蛇なのはわかっているので、何とかよい方法は無いものでしょうか。

女性60代前半 にゃんこさん 60代前半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答
2021/03/09

成年後継人制度の利便性と問題点

不動産をたくさん持っている場合の相続手続きの煩雑さと良くあるトラブルをわかりやすく教えてほしい。お金に働いてもらうのに一番効率の良い方法の提案。住宅ローンの繰上げ返済時期と住宅ローン控除のメリット。イデコやNISAのかしこい使い方。歴年贈与の使い方を実効税率を元にはじき出し実際どの程度の資産の方が家族構成を交えて具体的な提案。保険の見直し時に気をつける項目。保険解約時に一時所得が発生した時の医療費や税金面で気をつけること。投資信託の損益通算のメリット、デメリット、具体的な計算方法と良くあるトラブル。損益通算した場合、いつの時点で税金が還付されるのか?どのような書類がいつの時点で送付されどの書類を提出すればよいか。ニーサのロールオーバーのメリット、デメリット。

男性50代後半 nobuyuki0419さん 50代後半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答