なかなか相続のことについて話し出せません、どうしたらいいですか
47才主婦です。
実家から高速を使って4時間のところに住んでいます。
15年前に父が亡くなりました。
父は亡くなる直前まで長期入院していました。母から入院費用で使ってしまって、遺産はほとんどないと言われました。わたしと兄は相続放棄の書類にサインをして、全部を母が相続することになりました。
相続したのは、預金と土地と築40年の家屋、株と父が祖父から相続した見たこともない土地です。
母は資格があり75才を過ぎても仕事をしながら悠々自適に暮らしています。
兄一家も母と同居していますが、義理の姉と折り合いが悪く、家の中を母のお金でリフォームして顔を合わせないようにしているそうです。
母が数年前に、自分の財産目録を作りました。
父からの遺産の一覧、自分の預金一覧、保有株一覧、保険一覧を書いてある紙を作製して、「これだけ資産があるから、あなたたちに残せるのはこれだけよ。」
というのです。
わたしも兄も、それで納得していました。
しかし、実家のリフォーム代金や兄の多額の借金の肩代わりや、うちの長男の大学入学のお祝い金や保険など、一覧以外にも多額の資産がありそうな様子です。
それに、母はめんどくさがりで、実家の登記や株の名義変更がまだだと判明しました。
実家はもともと父と母の共有名義、株は父の名義のまま、なんと父の預金通帳から電気代や水道代を支払っていると言うのです。
わたしは慌てて名義変更をすることの必要性や、父の遺産を適正に処理するように強く言ってしまいました。
お金の使い方や手続きを批判されたと思った母は、わたしにはよそよそしい態度をとるようになりました。
同居の兄一家にじゃぶじゃぶお金を注いでいることに後ろめたさも感じていたのでしょう。
わたしと兄の仲は悪く、兄は借金体質なので、相続で揉めることは必至です。
母が借金の肩代わりしたお金や優遇されたお金が、わたしの知らないところでたくさんあるかもしれないのです。
主人の収入は平均よりはあるのですが、将来が安泰というほどではありません。
なんとか、相続の話を母に切り出したいのですが、どうしたらいいのでしょうか。