2021/03/09

実家の資産管理について

女性50代 cong2_mei2さん 50代/女性 解決済み

離れている実家では兄弟家族が親と同居していますが、親も高齢のため今後の事がいろいろと心配です。今までは銀行などの預金切り替えは親が署名捺印などしていましたが、高齢になってきて担当者が同居の子(私の兄弟)の同席を求めていたようです。それはお互いにとって安心だと思っていたのですが、最近は親もかなり物忘れなど多くなり、体もつらくなってきているようで、ゆくゆくは老人ホームへ入居となるのではと思います。そのようになったら親の年金や預金の管理はどうなるのか、同居の兄弟は何も知識がないようで心配です。離れて暮らす私が口出しするのもどうかとは思いますが、今後家族で揉めないで親の資産管理や生活費用を出し入れするにも相談しておいたほうが良いことがあると思うのですが、どのようなことに気を付けたり、相談をしておくと良いのでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

森 拓哉 モリ タクヤ
分野 相続・介護
50代前半    男性

京都府 大阪府 兵庫県

2021/03/09

ご両親が年齢を重ねるにしたがって、身の回りのことができなくなることへの備えは、とても大切なことですね。基本的に預金の引き出しや解約はご本人しかできないことになっていますが、金融機関によっては、現場対応として、子どもの申し出を起点としてご本人の同意をとり、手続きを進めることはあるようです。とはいえ、認知症に代表されるように、同意を得ることがいよいよできなくなった場合、この手続きをを誰かにゆだねて、身上監護を行ってもらう必要が出てきます。この誰かに身上監護行ってもらう制度を、後見人制度と言います。家庭裁判所が後見人を選定することを法定後見と言いますが、家庭裁判所が定めたから安心かというと実際はそうでもありません。課題として次のような課題が挙げられます。①法定後見人の費用の課題 ②後見人を通さないとご両親のお金が使えない煩雑さの課題 費用と手間がかかることはしっかり把握したうえで利用しないと、かえって不自由になってしまってもいけません。後見制度と比較される方法として、「家族信託」という手法があります。銀行で信託口口座を開設して、ご両親の財産を契約で定めた受託者(=お子様など)が管理できるようにすることができます。どちらの手法も一長一短で、全てにおいて完璧というわけではありません。方法による特徴は理解が必要ですが、いづれの方法をとるにしても、身の回りのお世話をする方の負担は軽くはありません。物理的な手続き、物理的な介護、お金の管理など、役割に応じた大変さがあります。大変さを理解したうえで、負担が軽減されるように、もしくは負担が報われるようなやり方を、ご両親、ご兄弟と相談、検討していくことが大切です。 

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2021/06/22

実家の認知症の父親の介護と相続

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2021/03/09

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