40歳独身が年金を受給する頃に自己資金はどれくらい必要?

男性40代 coolgreenさん 40代/男性 解決済み

・年収650万
・年齢40歳
・子供はいません。


一時期、「老後に必要な2000万円」のお話が話題になりましたが、40歳独身の私が年金を受給する頃にはどれ位の自己資金が必要と予測されるでしょうか?

残念ながら40歳で独身です。今後結婚するお相手は出庫内かなーとあきらめています。

今の世代で2000万円必要と考えると、私が受給する頃には年金の額自体も下がっているでしょうし、そうなると2000万円では足りないと思っています。

ただ、やみくもに足りないと漠然と考えているのですが、「じゃあ具体的にはいくらなんだろ?」と気になっています。

将来の正確な事は今の時点では誰にも分らないとは思いますが、諸々の経費の上昇などをも踏まえてご教示いただけれますでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/04/15

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず確かに先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。ちなみに老後資金の考え方の基本は、「(生活費-年金額)×無職期間」になります。つまり、年金では足りない生活費を余命分、です。あなた様の年収なら、ざっくり年金額は月18万円程度かと思われます。仮に生活費が月25万円、定年後も65歳まで再雇用されつつ90歳まで25年無職で生きるとすれば、月7万円×300ヶ月=2100万円が必要な老後資金です。これに、できれば未婚なら未来は独居老人ですから介護費用を多めに1000万円、また100歳まで生きる可能性も上乗せで想定し、準備に励んでいきましょう。

続けて、お伝えします。仮に上記の4000万円を60歳までの20年で準備するとすれば、一年あたり200万円、月17万円ほど貯金が必要です。一方、貯金が不十分なら老後も働く必要があるものの、働けば良いというものでもありません。老後はそもそも働き口が見つからないことも多く、仮に再雇用されても収入は新卒並み、バイト代程度ということも多いです。また、最近では定年まで残れる保障もなく、業績好調な大手でも40代でリストラされることもあります。このため、常に前倒しでの備えと、老後も十分に稼げるよう備えておくことが必要です。ただ定年まで働けば大丈夫な時代ではありませんから、十分に注意・警戒しましょう。

少し補足させて頂きます。老後も十分に稼ぐための基本は、「独立」です。つまり独立できるほどの実力や経験を備えておくことで、定年後も現役中と変わらない待遇での採用を目指しつつ、ダメだったら本当に独立することといえます。また並行的に、「資産運用」に取り組むのも一つの手段です。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用できれば一年あたり約121万円、月10万円ほどで20年後に4000万円を準備できる計算になります。いずれにしても、未婚なら支え合ってくれるパートナーがいませんから、自力で十分に備えることが必要です。ぜひ独身人生を謳歌できるよう、婚活とは違う別の形でがんばっていきましょう。

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