若いうちから病気に対する備えを考えるのは難しい

女性30代 梨野みあさん 30代/女性 解決済み

小さな子どもが2人いる20代の夫婦です。健康なうちに、と保険会社の方が勧めるがままに医療保険に入っています。「将来病気になるリスクを考えましょう」と言われれば理解はできるのですが、夫も私も特に持病がなく、家族もガン家系など、病気に関する問題はありません。もちろん、生きていれば何らかの病気にはなるでしょうから医療保険に入っておく大切さはわかりますが、いったいどんな病気を予想しておけばいいのか具体的なイメージがわきません。恥ずかしながら今の家計にあまり余裕がないので、お金がないうちは手広く何でもカバーできるというよりは、最低限の保障を保険に求めたいところです。健康に何の問題もない現在の状況で、「最低限」の医療保険はどのくらい用意しておけばよいものなのでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 生命保険・終身保険
50代前半    男性

全国

2021/04/19

「最低限」の医療保険は、国の健康保険です。

どんなに高額な医療費がかかっても、自己負担額には上限が設定されていますので、せいぜい月数万円の負担で済みます。

ですから、民間保険会社の医療保険にあえて入る必要はありません。

ただし、少なくともその分を、自分の口座に積み立てて病気などのリスクに備えるようにしてください。

病気に備えるには、預貯金等が最も効率のよい「保険」です。

仮に毎月5,000円を10年間積み立てれば、元本のみで60万円(5,000円×12か月×10年)にもなります。

それなりにまとまった金額ですよね。

もっとも、持病がなく、がん家計でもなく、健康にも何の問題もないというのは、保険に入らない理由にはなり得ません。

これが理由になるなら、高齢になれば病気のリスクが高まるため保険に入らないといけないという論理になってしまいます。

高齢になればむしろ、医療費の自己負担額は少なくなりますよ。

高齢になっても、だからこそなおさら、預貯金こそが最大の「保険」であることには変わりありません。

「持病があっても入れます!」「80歳まで入れます!」などとやかましく宣伝されていますが、決して騙されないようにご注意くださいね。

余談ではありますが、保険で備えなければいけないのは、

1)滅多に起こらない
2)それがいつ起こるかわからない
3)でも起こってしまったら、預貯金等ではとても用意できないほどの莫大なお金がかかる

この3条件をすべて満たす場合に限られます。

小さな子どもさんがいらっしゃるご相談者さまに必要なのは、一般的には、①生命保険(ご主人の万一に備えた定期保険またはその一種である収入保障保険)、②自動車保険、③火災・地震保険と、②か③に特約で付け加える個人賠償責任保険くらいです。

保険会社が勧める商品には、入らないほうがよい場合が多いというのが現実です。

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