国内、海外の株式投資をどう見ているか

男性60代 michimasuda1さん 60代/男性 解決済み

タイトルのとおり、国内、海外の株式市場を市場をどう見ているか、について聞きたい。私なりの見解はあるのだが、証券会社のセールスマンや、株式市場の上場指定r宇会社に勤務のサラリーマンでなく、フィナンシャルプランナーの、見解を知りたい。答えが一つ出る税務についての質問ではなく、銀行預金といった単純な商品ではない。
単純ではないが、保険商品について、意見を聞きたいのではない。
あくまで、「投資」についての見解であり、正解はなく、「あたりはずれ」をとやかく言うつもりはない。どういう業種または個別の会社が伸びるオオもl知ているのか、その根拠は?ドル円を中心とした、外国為替市場をどう見ているか、その見解を形作る一番の根拠は何か。海外株式投資といっても世界は広い。どの市場もしくはどの業種を有望とみているか。その根拠は何か。ポートフォリオの構成は、どう考えるか。考え方の基本は何か。
そういったことを聞いてみたい。
再度書くが「投資」についての考え方と根拠であり、「正解」を求めているのではない。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代前半    男性

全国

2021/03/09

このようなご質問にお答えできることは、この上なくワクワクすることではあります。
ただ残念なのが、せっかく「ご質問者さまなりの見解」がおありにもかかわらず記載されていないため議論を深めることが難しく、またどの程度の時間軸でお話を展開していけばよいのかが不明なことです。
今回そのあたりも補いながら、「投機」ではなく「投資」についての考え方を求められているとのことから、長期的な視座に立ってお答えしたいと思います。ですので、ひとまず5年、10年といった短期的な目線ではなく、子どもや孫の世代にどんな世の中を残したいか、という観点をふまえて考えてみたいと思います。
投資に対する考え方の基本は、まさに上述の通りです。そもそもなぜ投資をするのかを考えたとき、もちろん大きな目的は資産形成ですが、その先にはより良い世の中をつくることがあるはずです。身の回りの多くのものは、誰かの投資によってできていますから。投資は財産づくりとより良い社会づくりの両方を目指すことであると捉え、その大前提で私なりの見解をお伝えいたします。
広い世界の中でどの市場に着目するのかという点に関しまして、私のポートフォリオは日本国内が中心です。なぜなら、私はこれからもおそらく日本に住み続けるであろうからです。
確かに、日本はすでに人口減少局面にあり、高齢化が加速しています。少子化の改善の兆しもみられません。GDPも1997年ごろからほぼ横ばいが続きます。
しかし、こうした「成熟社会」だからこそ、日本企業が成長する可能性は大きいと考えています。デジタルやインターネット系の企業に限りません。一見有望そうに思えても、単に売上、利益を追求するために大量生産・大量消費生活を助長し、環境や生態系の悪化に加担するような企業ではなく、精神面で生活をより豊かにしてくれる企業を探したいと思います。
また、売上の大半を海外で稼いでいる国内企業も多いですよね。国内企業に投資していても、間接的には海外へも投資していることになるといえるでしょう。
世界の人口は現在の77億人から2050年には100億人に近付くと推定されていますが、いずれは頭打ちになり、遅かれ早かれ多くの国や地域が成熟社会へと向かうはずです。だからこそ、課題先進国と言われる日本こそが、実は最も世界をリードしているのではないでしょうか。
為替につきましては、日本の借金は膨張を続けていることもあり、円の価値は下がり続けるとしか思えませんが、ご承知のとおり、為替は通貨の交換比率を表しているに過ぎません。ドルや他の通貨の価値がそれ以上に下がれば相対的には円の価値が上になるだけです。為替の決定要因はあまりにも複雑であり、子どもや孫の世代にかけて今後どのように変動していくのかについての見解とその根拠を申し上げることは、コイン投げの裏表の予想と根拠を主張することと同様に意味があるとは思えませんので、控えさせていただきます。
そもそも投資とは、こんな世の中になってほしい、と自分の意思を思いっきり込める行為のはずです。みんなが有望だと考えそうな市場や企業を探し求めるケインズの美人投票的発想ではなく、あくまでもどの国や企業を応援したいかという主観を最優先して私は投資します。
もちろんご相談者さまがおっしゃるように、「正解」はありません。多くの人が、こんな未来を実現したい、と自らの意思を込めて投資を続けていくことで、子どもや孫の世代が堂々と胸を張って生きていくことのできる、より良い未来が形づくられていくのではないでしょうか。その結果として、期待できるリターンも一段高いものになっていくと考えます。

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