2021/04/16

起業する前に知りたい”お金”の話

男性30代 pachupiさん 30代/男性 解決済み

私は20代後半の会社員ですが、この春に会社を退職し起業する予定です。

スタッフは雇用せず個人事業として、これまでのキャリアで得たノウハウとスキル、そして人脈を生かした事業を展開していくためいくらかの自信はありますが、コロナ禍という状況から事前の計画よりも売上が満たないことも想定し、できる限り身の回りのコストを削減して備えたいと考えています。

例えば、これまで会社が半額負担してくれていた年金や健康保険料も今後は全て自分で支払うこととなるため、少しでも有利な制度などがあればぜひ知りたいところです。

これまで2度の転職を経験し、健康保険の任意継続や所得の減少に応じた減免制度を利用したこともあり、そういった情報があればさまざまなジャンルに関して伺えればと思います。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 起業・独立
40代前半    男性

全国

2021/04/17

ご質問の件について、勤務している会社を退職して春から起業するのであれば、質問者様もご存じの通り、健康保険および厚生年金保険から国民健康保険および国民年金に各種制度が変更になります。

この時、国民年金は原則としてご自身で毎月納付、国民健康保険は年に9回程度(市町村により異なる)に分けて納める形となります。

仮に、個人事業主として起業をした初年度において、12月31日までで、事業における損失が生じた場合、1月1日から退職するまでに受け取った給与など(給与所得)と事業の損失を相殺することができ、これによって、翌年度に納めることになる国民健康保険の金額を軽減させることができます。

また、税務署に対して開業届および青色申告承認申請書を提出することで、青色申告者として税務上、有利な制度を数多く利用することもできます。

上記制度を賢く活用することは、所得税のみならず今後は、ご自身で納めることになる住民税の金額にも影響を及ぼすことになるため、本年度から各種届出を行い、制度の活用をしっかりと行っておきたいものです。

なお、個人事業主になることによって、毎年の税金精算は、年末調整ではなく確定申告をすることで手続きが完了となるため、「e-taxを活用した確定申告」のしかたは、今から覚えておくことを強くおすすめします。

この理由は、現在の税法上、青色申告者(青色申告承認申請書を税務署へ提出)で、かつ、「e-taxを活用した確定申告」をすることで、青色申告特別控除と呼ばれる控除が多く受けられ、所得税、住民税、国民健康保険(税)といった各種納めるべき金額を減らすことができるからです。

個人事業主になりますと、会社員に比べて節税できる制度や方法も数多くあるため、事業で成功することを踏まえて、今から数多くのことを学ばれておくことをおすすめ致します。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

2021/08/13

グループで副業をしている場合の税金などのルールについて

20代メーカーでSEとして働いております。現在の収入に満足していないため、フリーランスとして働くことを目指して副業をしております。社外でのつながりでSEを集め、副業チームを作りプログラミングやHP作成などを行っております。しかし、私の会社では副業が禁止されていることや、税金や確定申告などはどのように調整しているのかあまり知識がありません。グループで仕事をしている場合、複雑になる可能性が高いと感じていますが、具体的な情報はどのようにしたら得られるのでしょうか。また、相談しやすいファイナンシャルプランナーの方とつながることが出来る機会はどのように得る人が多いのでしょうか。

男性20代後半 kiruaさん 20代後半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答
2021/03/09

思い切って起業してみるべきか

現在特定の仕事にはついておらず、クラウドソーシングサイトを活用して主にライティングのお仕事をしています。手にできるお金は月によっても異なりますが、概ね月2~4万円程度です。一緒にお仕事をさせて頂いたクライアントさんにはよくお褒めの言葉をいただくので、いっそのこと本職として、フリーランスとして独立してみるのもありなのもしれないと考え始めました。しかしいざ独り立ちしたとしても仕事が見つかるかどうか、そもそもライターというお仕事で食べていけるのかどうかなど気になることがたくさんで、なかなか行動に移すことができません。フリーランスとして独立、あるいは起業する場合、学んでおいたほうがよいことや、あるとよい資格などアドバイスいただければうれしいです。

女性30代後半 popo02さん 30代後半/女性 解決済み
大野 翠 1名が回答
2021/06/18

勤務しながら、別に企業を検討しております。

年齢33歳、年収400万円程度。妻33歳、パート勤務(扶養控除内)。子供2人(5歳、3歳)です。本年3月、10年間勤務してた金融機関を退職し、同年4月、現在の職場へ転職しました。副業等は規則で禁止されていませんので、勤務したまま起業(新設法人設立)を検討しております。その場合の役員報酬の支給についてですが、支給した場合には勤務先の給与と合算になり、税金等が上がると思います。役員報酬を支給せず、保険への加入で将来の退職金等を備えた方が良いのか迷っております。その他得する方法があれば教えていただきたいです。また、企業年金も導入したいと検討しておりますが、その場合には規則等の作成は必要であるのかも気になります。

男性30代後半 7718h_hさん 30代後半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答
2021/03/09

独立すべきかどうか迷っています

私は、現在IT系の会社で勤務しているものです。昨今のコロナの影響もあり、ITの仕事を通して、独立して仕事をしようと考えています。厳密に言うと、フリーランスで仕事をしようと思っています。理由としては、先ほど挙げたコロナの影響で自宅でもIT系の案件なら仕事ができると感じたからです。また、都心にマンションを借りて家族4人と住んでいるのですが、郊外に引っ越したいと思っているので、これを機会にという思いもあります。現在、私自身の年収は、400万円程度で、夫婦で併せて600万円前後になるのですが、このコロナの影響下でも、会社員として働いたほうがよいか、フリーランスで仕事をしたほうがよいか悩んでいます。子供は、現在小学2年生と保育園に通っている子がいるのですが、それも踏まえて悩んでいます。

男性30代前半 penko30さん 30代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答
2021/08/18

将来フリーで稼ぐために勉強したいけど、旦那さんが反対ます

43才の専業主婦です。フルタイムで働いていましたが、体調をくずしたりで結局辞めてしまいました。生活費は夫が出してるので生活には困っていない状況ですが、夫から現金をもらっているわけではないので、自分の物(化粧品等)は自分の貯金をおろして買っています。こんな状況では将来も凄く不安なのでまた仕事を見つけようかと思いましたが、地方在住のため求人自体が多くなく、在宅ワークをすることにしました。ただ在宅ワークは単価が安いので、もっと稼げるように、勉強をしてスキルを身に付けたいと思いはじめましたが、まだ具体的にはどのスキル、というのは決めていません。勉強するにはある程度お金がかかると思いますが、夫は稼げる確証もないし、今さらそんな事にお金をかけるのは反対だと言っています。私も、夢があってそれに投資とかではなく、他にいいのが見つからないから何かスキルを、というちょっとネガティブな理由で学ぼうと思ってるので、夫を説得しにくいです。このような状況で勉強にお金をかけていいものか、夫に従うのがいいのか、どのように考えたらよろしいでしょうか。勉強にかける金額は、私の貯金から無理のない範囲内の予定です。

女性40代後半 koumeさん 40代後半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答